オーバーロード特典|王の使者の感想とネタバレ

オーバーロードDVD1巻 オーバーロード
オーバーロードDVD1巻

ちゃんと予定通りに郵送されていたのですが、ようやく視聴出来ました。
おまけの小説やオーディオコメンタリは無茶苦茶面白いですね!

何の話かといえばオーバーロードの円盤の話です。
2chの書き込みよれば1巻は8000枚位売れたらしいですから、
アニメ放送前の爆死モードがウソのよう。

そしてジャケ絵やボックスアートが素晴らしい!
この箱にキッチリディスクを納めて本棚に飾っておきたいです。

流石はso-binさん!

そして片山フギンさんによるプレアデス漫画も4ページ程ついていました。

しかし、一番の特典は作者の丸山くがね先生による書下ろし短編でしょう。

王の使者の感想とネタバレ

特典の短編は時系列で言うと1巻と2巻の間くらい。
モモンガからアインズに名前を変えた後ですね。

一体どんな話かというとアインズが理想の支配者になるため、
大図書館にある著作権切れのビジネス書を12冊も持ち出して学習した結果、
各守護者を気遣ってみるというもの。

ビジネス書を読んでいる事がばれないように、
図書館の司書にエンカウントしないように本を持ち出す苦労があったり、
直接自分で守護者に質問すると気を使わせると思って、
創造したデスナイトを遣わせて聞き取りをするのです。

部下の健康状態や人間関係を気遣う、欲しいもの・必要なものが無いか尋ねるなど、
世間話ついでにやるような事を部下を使う事で返ってややこしくするアインズ(笑)

直接聞くと相手が恐縮するからシモベを使うっていうのは、
かなりズレた選択に思えます(笑)

デスナイトが各守護者を訪ねる事で各階層の描写が充実するのは凄くいい感じです。

マーレが普段は魔法で部屋を寒くして毛布にくるまって寝ているとか、
シャルティアのボスエリア(?)がア○ン窟や怪しげなハーレムめいているとか、
特にカッコイイのはデミウルゴスとその廃墟の神殿の描写です。

ここには何も無いように思えるけれども全ては分散して配置されている、
ウンベルトの愛はここにある・・・なんていうデミウルゴスの忠誠心に痺れます。

これが最後に聞き取りをしたアルベドと凄く対照的なのです。

アルベドはというとかなりヤバいです。書籍版の9巻でも反逆と言うか、
独自戦力を持つ事でキナ臭い雰囲気をにおわせていましたが、
この特典小説で完璧に明らかになりました。

アルベドは自分たちがモモンガ以外の創造主に捨てられたことに自覚的で、
しかも恨んでいるのです!

アインズウールゴウンのギルドサインの旗を踏みにじってました。

おそらくですが、モモンガが不在の時にタブラさんがログインして、
アルベドにワールドアイテムを持たせ、その時にこれでお別れとか、
用済みとか、何か言ったのかもしれません。

これはパンドラズアクターがタブラさんの姿をしていたことから、
ほぼ間違い無いと思います。
宝物殿にワールドアイテム真なる無を取りにいった時にパンドラと顔を合わせたのでしょう。

そこへモモンガが設定書き換えをした事で、モモンガもアルベドの創造主になり
マインドが受け継がれている感じがします。

推測をまとめるとこんな感じ。

・アルベドが捨てられた、用済み宣言を受けた事
・モモンガが設定編集した事でモモンガのマインドに影響された事

※これはモモンガが後ろ暗くもっている
「みんな自分を置いて去っていった」というマインドのせいで
アルベドがモモンガ以外のギルドメンバーを憎むようになったと思う。

・モモンガが書き直した一文の影響

これらがアルベドに影響を与えた結果、今の状態になったのではないか、と。
キレっぷりも似ていましたし。

アルベドが直属の最強チームを使ってモモンガ以外のギルドメンバーを
見つけ次第抹殺し、
アインズウールゴウンを完璧にモモンガだけの物にするという目的を持っている事は明白です。

これが読めただけでも特典の価値はあると思います。

そして日野聡さんと原由美さんのオーディオコメンタリも素晴らしい。
演技やアインズに関するトークはホントに楽しいです。

こっちも必見ですよ、

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