アイアムアヒーロー19巻の感想!ネタバレと考察

アイアムアヒーロー19 漫画

個人的にはこの作品、ウォーキングデッド日本版というより、ポスト・GANTZだと思っているのですが、少しづつ異変の謎解きが始まりましたね。

以前から読みつつも、ネタとしてはアマゾンプライムでチェックしている超大作ウォーキングデッドが面白すぎてあんまり気にしていない作品でしたが、ZQN化の謎解きが始まったので情報整理しようと思って記事にしました。

18巻辺りからZQN化がエイリアンによる人類補完計画的なものっぽい描写が出てきましたが、今回は既に英雄がマイルドに感染していた事、観戦比呂美に大きな役割があるという事が分かりました。

せっかく男女の関係になったのに分かれてしまうのは残念でしょうけど、ドラマ的には加速して来て面白い。

感染から超人化した来栖のような存在もいますし、これからはサバイバルだけでなく、謎解きと解決のフェイズに移行するでしょう。

アイアムアヒーローの考察

本作がただの和風ゾンビ漫画と違うのは、感染した人間がZQN化するだけでなく、肉体的にとろけ合わさってモンスター的な怪物に変容する事です。

しかし、ごく稀にZQNと化すのではなく、感染した事で超人的な力が身につく事がありますし、精神的にも繋がっているらしく、度々夢を通して他人の認識が見えたり、会話できたりします。

こうして列挙してみると、ウイルス性の人類補完計画っぽいですね。

エヴァの場合はLCLの海になってしまいましたが、こっちは肉が残っている分だけ醜悪です。

この状況が極限に達したらどうなるかと考えてみると、地球上の生物が全て気持ち悪い肉塊と化し、精神もとろけ合わさって一つになるのでしょう。

で、問題は誰がどうしてこの状況を引き起こしたのかという事。

肉塊はキモイだけでなく、ある程度合体すると何か機能を持つようですが、何の目的があるのか?

エイリアンが地球人(知的生命体)を建設材料にして何かの設備を作っている?

ううむ、正直情報不足で分かりません。

これまではひたすらサバイバルと生き残った人間同士の抗争がメインだったので、世界を俯瞰する形で情報が提示されていないんですよね。

ただ、色々考えても無駄っぽい。

何しろ作者のインタビューで伏線を張りながら緻密に物語を作るのではなく、ライブ感を重視していると回答していましたから、作者の花沢健吾さん自身、先がどうなるのか、どうするのか決めていないと思います。

個人的にはGANTZみたいな尻すぼみにならなければいいと思うのですが、高く高く基準が上がってしまったので、読者の予想を超えるクライマックスか、超クオリティの高い王道で無い限りは色々と荒れるでしょう。

今後も先を楽しみにて単行本を買い集めていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました