普段は買わないタイプの漫画なのですがキンドルで衝動買いしましたが大当たり。そして、キンドルに思いもよらぬ機能が付いていたことを発見して感動です。
実のところ、既にモダンは専門書など手に取って頻繁に開くものを除いて、本は全てキンドルの電子書籍で買っています。
そしてこのブログ上のネタにしているのですが、気に入った漫画などを紹介する時にどうしてもこのコマが引用したい!と思う事がたびたびあります。
そんな時はキンドルで画面キャプチャした画像をキンドル附属のOS(ドルフィン)でフリーメールにアクセスして、自分のPCに送っていました。
しかし、この手間が非常に面倒で最近はもっぱら画像の引用は避けていました。
ところが、キンドルでキャプチャした画像がすべて自動的にアマゾンストレージに保存されている事に気づいたのです!
流石はプライム会員、特典が半端ないです。
これならキャプチャした瞬間にPCからアマゾンにアクセスして画像を取り出せるので、ブログを書くモチベーションがみるみるアップです。
さて、前振りはここまでにして本作ローカル女子の遠吠えは滅茶苦茶お勧めです。
感想について
漫画の形式としては4コマで、1回の連載ごとに緩いストーリーがあるといった形式。
非常に読みやすいのですが、面白さはハンパありません。
主人公は静岡から東京へ出て行ったけど夢破れてUターンした有野りん子。
東京の常識と地元ながら静岡の常識のギャップに翻弄されます。
同僚には上司をヨイショしなかったせいで静岡に左遷された東京民の雲春や東京のブラック企業で心に深いキズを追って地元に戻ってきたハッチなど濃いキャラがたくさん。
作者の瀬戸口みずきさんは物凄くカリカチュアするのが上手い漫画家です。
男のエッセイ漫画の場合は内容が趣味に特化し過ぎている傾向がありますが、女性のエッセイ漫画は日常ネタが多いのに総じてレベルが高いと思いますね。
やはり枕草子の頃からの伝統でしょうか?
内容的にはこんな感じで淡々と進んでいくのですが、本当に面白い!
りん子さんは年齢的にアラサーですが、なんというか、こう、少年漫画のヒロインには無い魅力がありますよね。
同僚にいたらダメ元で口説きたくなります(笑)
おそらくこの漫画の面白さが分かるのは会社員を何年もやってきた人だけでしょう。
掲載誌からして学生とか子供は論外ですし。
今まではコンビニに並んでいる4コマ漫画雑誌なんて誰が買うのか分からなかったのですが、全くの盲点。
侮っていました。
今後は4コマ漫画を集めてみたいと思います。
Twitter上での評判まとめ
取りあえずTwitterではどんな感じか調べてみました。
ローカル女子の遠吠え、休憩時間に全部読んでしまった。個人的に言いたいこととか言われたくないこととかリアリティーがあっても4コマだから難しい顔して読まなくていいのがホントいいですねこの作品。次巻も期待しております。
— 怠打 (@nelnian) 2016年7月19日
タイスペ8月号「ローカル女子の遠吠え」を読み読み…静岡と浜松の都会問題、都会と地方の空港問題、結婚費用に唖然とするりん子、面倒そうなりん子の結婚式など笑えるネタが多く面白い。 pic.twitter.com/U91D4nOYfA
— ひまわりコーヒー (@himawari_coffee) 2016年6月28日
やはり評判いいみたいですね。
面白いとおもったところが大分かぶってます。
芳文社 (2016-05-07)
売り上げランキング: 59,360
本作は東京のサラリーマン、OLなら絶対におすすめです。地方から上京してきた人なら共感マックスになるかもしれませんよ。
コメント
[…] ローカル女子の遠吠えの感想と評判について […]
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