そろそろエンディングが見えてきましたね。やっぱりケムリはかっこいいな。
復活したケムリが大活躍。
魔法がキノコっていうだけでもかなり独特ですけど、ドロヘドロの世界には不思議と馴染んでいます。
むしろカイマンやニカイドウよりも主人公らしい。
実のところ、十字目とかアイ君のエピソードは冗長に感じていましたが、今後はいい感じに進みそうです。
ホールはどうして生まれたのかという因縁が明らかになり、9つの首の秘密も明かされます。
魔法使いに殺された人間たちの死と憎しみの塊、死によって生まれ死を求め続ける存在との事ですが、最終目的は何なのか?
21巻ラストではついに形を得ましたが、チダルマが「それ」を求める理由が良くわからない。
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悪魔達には飽きた、という事ですから、自分と同等の存在を求めていた?
あるいは新しい遊び相手かな。
ドロとカイマンと二階堂の関係
形を得るまでに9回分復活できるという事については理由がはっきりしましたが、途中でカイマンが紛れ込んだ理由か分からない。
連載初期を見返せば誰だってトカゲ頭と女の子の漫画だと思うのですが、どうしてトカゲ頭なのかという点だけが21巻でも宙に浮いてます。
それにトカゲ頭だけど、あれはトカゲではなくてヘビなのかもしれません。
ホールの泥と外に降る雨はおそらく一緒のもので、両方とも魔法使いに殺された人間の怨念が生み出している。
「さよならフルスイング」でキリオンが雨雲の上で見た扉。
扉から亡者が現れて、ドロの雲を吐き出して雨を降らせている事が判明しましたが問題はそこじゃありません。
扉の表面には9頭のヘビの紋章があるのです。
ホールの9つの頭やカイマンとの関係を連想させて、物凄く気になるところです。
そして、ニカイドウの悪魔化が進行して胸がなくなるどころか全身巨大化の上、角としっぽが生えて下半身が獣化します。
これってなんとなくチダルマに似ているんですよね。
彼女が完全に悪魔化するとどうなるのか?
時間魔法と二階堂とチダルマ・・・・関係がありそうですが、まだ予想もできません。
最後に
本作はホラー、スプラッタ、コメディ、バイオレンスの混じった高濃度の漫画です。
しかも色々と先の展開に妄想を膨らませる事も出来て凄く楽しい。
しかし、いまだにキンドル化はされていません。
今回の単行本カバーの凹凸などは触り心地も良くて好きなのですが場所が問題。
それにキンドル化すると見開きが小さくなって迫力が無くなるという欠点もあるのが痛しかゆし。
キンドル化したら買いなおすのになぁ。
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