るろうに剣心 伝説の最後編のネタバレ!あらすじと感想について

コレは凄い!絶対に見るべきだと強くオススメです。先ほど見たばかりの
伝説の最後編についてレビューしたいと思います。

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いやーー!面白かった!
リアルタイムの原作読者補正で面白かった、というのではなく、
一本の映画として本当に凄いクオリティです。

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本作をジャンル分けするなら漫画原作付き映画・・・ではなく
由緒正しいチャンバラ映画の系譜にするのが正しいと思いますし、
その中でも最新、しかもクオリティ的にもトップクラスだと思います。

従来の時代劇や黒澤映画的な「実写的」な殺陣が、るろうに剣心の映画で、
ようやく進化したという感じです。

何しろ漫画のキャラクターを上手く実写に落とし込んで、全然違和感ありません。

特に志々雄真実の存在感がハンパないです。

是非劇場で見てください。後悔なんてしないはず!

ネタバレ込みであらすじ紹介

ここからネタバレを多分に含みますので注意!

あとは、記憶で描いているので誤った部分も多いと思います。
何卒ご容赦ください(汗)

冒頭

たくさんの躯。少年がうち捨てられた刀で穴を掘っています。

そこへ比古清十郎(福山雅治)登場。

どうやら少年は身内と共に人買いに売り飛ばされるところを盗賊に襲われ、
一行丸ごと皆殺しにあったようです。

なぜ少年だけ生き残ったかというと、そこへ比古清十郎が現れて今度は
盗賊を斬ったからです。

全てが終わった後、無力な少年は黙々と墓を掘るのみ。

盗賊も身内も死んだら同じ、と分け隔てなく弔う少年を
興味を持った清十郎は、名前を尋ねます。

少年の名前は心太。

清十郎は「その名前は剣客にはそぐわない」とコメントすると、心太少年に
剣心という名前を授けて弟子にしました。

・・・ここはOVAのるろうに剣心追憶編の冒頭そのままですね。

ここでタイトル。そして場面転換。

小屋で目を覚ます剣心。
我に返ってあわてて飛び出します。

そして師匠に再会。

先に海に落ちた薫の事を気遣って
自分以外にも海岸に流れ着いていないかと、尋ねますが
清十郎は逆刃刀以外になかった、と冷静に回答します。

しかも海に飛び込んでから3日も経過しています。

そこで剣心は自分の力不足を思い知り、志々雄を倒すため、
清十郎に奥義を伝授して欲しいと頼み込みます。

ここで意外にもすんなり了承する清十郎。
ここから師匠と弟子が剣を通じて15年の隔たりを埋めていきます。

木刀を持った清十郎に全く手も足も出ずボコボコにされる剣心。

ある夜、二人は核心に迫るコミュニケーションをとります。

酒の味を感じられなかったら、自分が病んでいる証拠だというくだりです。
・・・ここも追憶編からのセリフ引用です。

清十郎は剣心が人斬り抜刀斎だという事が信じられなかった、と告白します。
あまりにも自分の記憶の中の剣心と聞こえてくる抜刀斎の残虐な噂が
一致しないのです。

これに対して剣心はもう人は斬らない、と答えます。

清十郎はその答えがその妙な刀か・・・と納得したように見えます。
しかし剣心が自分の命に代えても、志々雄を倒す、と決意を告げると表情を変えます。

お前には奥義を伝授するのに欠けた部分がある。
時間をやるのでその欠けた部分が何なのか、よく考えろ、と。

翌朝、竹林で清十郎たたずむ清十郎のもとへ剣心が姿を現します。

欠けた部分がわかったか?との問いに剣心は分からない、と回答します。

すると清十郎は剣心に真剣を投げ渡します。

それが分からないままでは、志々雄に勝てないし、
万が一勝てたとしてもこれまでに流した血の重さで自責の念から
人斬りに戻るだろう、だからそうなる前にここで引導を渡すのが
師匠として最後の努め・・・と宣言し今度は木刀ではなく真剣で剣心に
切りかかってきます。

圧倒される剣心。

そして遂に絶対的な実力差と死の影に、死にたくない、
まだ死ねないと強い思いを抱きます。

これまでは捨て身だったのですが、死ぬワケにはいかないという事に
気付いたのです。

その瞬間、がむしゃらに横なぎにしたような剣筋が初めて
清十郎にかすります。

剣心が気付いたことを悟った清十郎。

とうとうと、剣心の欠けた部分を指摘し、遂に奥義を伝授します。

・・・・正直ここはちょっとしゃべりすぎ!

当初はマッチョな清十郎を福山さんが演じられるか、かなり疑問だったのですが
映画をみたら超ハマっていました。

でも!ここだけは頂けないです!
脚本と演出パワーでなんとかならなかったのかなぁ。

場面変わって今度は志々雄・維新政府サイド。
この辺りは剣心・清十郎サイドと入れ子になっているのですが
さすがに細かく思い出せないので一気に紹介します。

まず、鉄鋼船が浦賀の漁村を砲撃。

そして志々雄の元を伊藤弘文一行が訪ねます。
一行をステーキとワインで迎える志々雄達。

盛り付けられたフルーツにシャレコウベのアクセサリが混じっていて、
かなり悪趣味です。誰が用意したんだ(笑)

志々雄は伊藤博文に明治維新達成の為、色々と闇に隠蔽した汚い所業を糾弾します。
途中、交渉決裂とばかりに席を立とうとした一行を十本刀が惨殺したり
色々あるのですが結局は志々雄の要求を飲むことに。

その要求とは抜刀斎を公開処刑する事。

要求を受けて抜刀斎の手配書が日本中にばら撒かれます。

剣心と薫を気遣う左之助や操たちもこの手配書を見て激怒。
志々雄を倒すために剣心を差し向けたと思ったら、
今度は剣心を手配しているのですから当然の反応です。

特に手配書を見た左之助が「だからっ!」と怒りを表現するシーンは凄くサマに
なっていて細かいながら素晴らしい演出。

青木崇高さんの演技最高です!

ひとしきり明治政府に怒りを表した後、
手配書があるという事は二人が生きている証拠だ、と考え方を転換。

そして今度は薫が登場。
どうやら漁船に助けられ、京の病院で手当てをうけていたようです。

薫はベットに寝かされていて意識不明状態。

・・・細かいかもしれませんが、ここは床の間に布団をたくさん並べたような
治療院がよかったなぁ。

ベットもシーツも真っ白でしかも太陽光も入ってきていますし、全体的にキレイすぎです。

意識不明状態の薫に付き添う左之助と弥彦。

しかし、この状態は長く続きません。

薫はアッサリ意識を取り戻し、東京へ向かうことに。

このときの演出が結構笑えて、
薫が意識を取り戻さないことに自分の無力感を感じたり、
色々とやるせない気持ちになって拗ねた状態の弥彦に
左之助が絡むのですが「あっちいけよ!」と取り付く島もありません。

左之助もむつっとした表情で「早く元気になれよ」とばかりに薫のベットへ向かいます。

そこで腕組みして枕もとの椅子にムフーッ!という感じで腰を下ろした瞬間、
ベットに薫がいないことに初めて気付いて、「ウオオッ」と取り乱すのです。

ここはホントに笑ってしまいました。

全体的に前作の京都大火編ではちょっと熱血ぶりが
過剰に感じたのですが本作では「左之助はそういう奴だ」という空気感が自然に
かもし出されていて、役者さんの演技力に感嘆します。

他の人が演じたらこうはならなかっただろうなぁ。

薫は意識を取り戻し、1人で海岸まで歩いてきていたのです。
そして心配して後を追いかけきた左之助と弥彦に東京へ向かうことを告げます。

今度は京都お庭番サイド。

操が翁の看病をしていますが、遂に翁が意識を取り戻します。

本作では操の出番はほどんど無く、アクションらしいアクションもありません。
でも、あのハーフパンツ?から突き出した足の細さと長さ!

何気に萌ポイントだと思うのですが、これから映画を見る方は注意してください(笑)
操の登場シーンでは足ばかり見てしまいました(反省)

場面変わって剣心サイド。

肝心の奥義伝授シーンはありません。
奥義を伝授し終わって、剣心が出立するシーンから始まります。

そこへ操が駆けてきます。

剣心に手配書が出ている事を告げ、一緒に葵屋に向かいます。

お庭番の面々は東京へ向かう剣心に抜け道ブックを渡します。
出立に際して翁に挨拶しようとした剣心ですが、
翁は病床を抜け出して、抜け道ブックの通り道へ向かいます。

何故なら剣心が抜け道をつかって東京へ戻ることを見越した
蒼紫が待ち伏せしているに違いないからです。

すると案の定、蒼紫がいました。

ボロボロの体にも関わらず蒼紫をとめようと斬りかかる翁、
あっさりと投げ飛ばされて地に這います。

そこへ操や剣心が登場。翁は蒼紫を斬ってくれ、と剣心に懇願します。

蒼紫と剣心の一騎打ちです。

最強という称号を求めて放浪していた蒼紫ですが
修行を終えた剣心の敵ではありません。

途中、操が翁の敵を取ろうと割って入りますが
思いっきり腹を蹴り飛ばされて戦線離脱。

体を丸めてうめく操。

それを見た剣心は一気に蒼紫を圧倒し遂に戦闘不能にします。

ここで剣心が蒼紫を斬ると思った操の本音が出てしまいます。

「蒼紫様っ!」

この辺も原作準拠、割り切れなくてかわいいところです(笑)

大切なものを欠いた蒼紫の剣では自分を斬る事は出来ない、と
告げて剣心は単身東京へ向かいます。

この辺りはストーリー上、いらない子的な蒼紫の唐突感を
ドラマに絡めている感じがしますね。

蒼紫=修行前の捨て身の剣心、みたいな見立てです。

その後、葵屋の布団の上で蒼紫は意識を取り戻します。
哀れみを拒絶しますが
操は翁やこれ迄死んでいった仲間達の分まで生きるように蒼紫に告げます。

操が去った後、1人涙を流す蒼紫。

そして舞台は東京へ!

東京へ着いた剣心。神谷道場で高荷恵から
あの赤色の着物を受け取ります。

するとそこへ警官隊が突入してきます。

抵抗せず捕縛される剣心。

警察署まで連行されると、今度は縄を解かれ
伊藤博文や斎藤一と会談です。

浦賀で剣心を処刑すると見せかけて、志々雄に近づいてヤル作戦です。

そして警察も剣心が捜索されている間、志々雄の鉄鋼船を狙える位置に砲台を
すえつけていたのです。

市中引き回し状態で浦賀に連行される剣心。

遂に志々雄の鉄鋼船が沖合いに停泊している海岸にたどり着きます。

引き回される剣心の姿を見つけて
事情を知らない佐之助や弥彦、薫はあわてて後を追います。

しかし処刑場の砂浜に志々雄の姿はみえません。

方治が志々雄に代わって処刑を確認するというのです。

そして剣心の処刑に当たって罪状を読み上げるのですが、
ここで警察のアノ人が途中で声が詰まって読めなくなります。

この演技も素晴らしいです。

代わりに方治が罪状を読むのですが、ここも凄い!
方治の演説の上手さも、さることながら展開が見事です。

ここは当然映画オリジナル演出なのですがこれまでに剣心が暗殺してきた
要人(の一部)の名前がとうとうと読み上げられます。

なにがし、なにがし、誰々・・・・そして最後に読み上げた名前、
あの清里明良の名前が出ます!
剣心に十字傷の1太刀目をつけた男で、の許婚の男です。

この名前が読み上げられたとき、剣心はわずかに動揺します。

モダンは正直震えました・・・・・これは実写版追憶編あるな!
13歳の少年剣心は誰が演じるのか!?

そしていよいよ処刑、というところで当初の予定どおり!
斎藤一が剣心を戒めていた縄を切り、護送してきた警官隊の1人が
逆刃刀を投げ渡します。

処刑の執行の為と思われた警官達が十本刀や志々雄一味に切りかかります。

最後の大乱闘の開始です。
ここで斎藤一が十本刀の魚沼宇水と一騎打ちするのですが、
ちょっと不満。

乱戦中に斎藤の姿を見つけて一直線に向う 宇水。
それに気付いた斎藤。

ギリギリギリっと牙突の構えで迎撃の構えです。

徐々に近づいていく両者、遂に激突!

牙突が宇水を切り裂く・・・・のですが、なんとなく締まないんですよ!
片手を伸ばしたびよよーんって感じのジャンプで正直ダサい!

何故ココでこの演出??

凄い威力のある必殺剣のハズなのに。。。

斎藤の足元の砂が爆発して、体ばバネのように撓って矢のように突進、
その瞬間突き出した刀が亀の甲羅の盾をカチ割って宇水を貫く・・・くらいの
演出を望んでいたのですが・・・(残念)

映画版の牙突は突くまでが命ですね。

柵の外で成り行きを見守っていた左之助も柵を倒して参加。

警官隊の一部と剣心、左之助は船で鉄鋼船に向かいます。

ここでの第一線が、剣心対宗次郎、左之助対安慈。

両方とも凄いアクションです。かっこいい!

そして緊張シーンの続く中でコメディシーンを担当するのが左之助です。
二重の極みはありませんでしたが、凄く見ごたえがあります。

安慈にオラーっとばかりに何度もボコボコにされて圧倒されっぱなしなのですが、
倒されても男塾のように何度もよみがえり、
遂に背後からの金的&片手ブレーンバスターで安慈を沈めます。

あー格闘シーンがもう一度見たいなあ!

そして遂に志々雄登場。戦えるタイムリミット15分も原作どおり。
と、この頃、まだ剣心が船の中で戦っているにも関わらず
砲台から砲撃が始まります。

伊藤博文さんハンパないですね(笑)

1作目のように、方治がいきなりガトリング砲を乱射するのですが、
志々雄がそれを邪魔だと退けます。

ラスボス戦開始です。

まず剣心対志々雄。

全く勝負になりません。剣心はボコボコにされます。

次に斎藤対志々雄。

これも勝負になりません。必殺の牙突もパッとせず。

次が蒼紫・・・・いつの間に浦賀に来ていてしかも船に乗り込んだのか?
やっぱりやられます(笑)

そして、なんと左之助。
邪魔だ!とばかりに蹴散らされます。

でもしつこくて左之助らしい。

そして剣心&斎藤&蒼紫&左之助で志々雄と対戦。
でも志々雄が圧倒。

このバトル、文字で説明しようが無いのですが
とにかく凄いですから、劇場で見て欲しいです。

まず、志々雄の愛刀・無限刃、これは切りつける度に炎を生じます。

そして映画中で名前を宣言したりしませんが紅蓮腕。
アクション中に火薬袋?を拾って無限刃と一緒に使います。

4対1の戦いのとき、剣心以外を一撃で戦闘不能にしたのが紅蓮腕です。

ここに原作への強いリスペクトを感じます。

本来、この炎が出まくる剣とか、手元で爆発が起きて相手だけがブッ飛ぶというのは
作中のリアリティレベル的に厳しいと思っていたのですが違和感なし!

むしろ相応しいです。

やっぱり藤原竜也さんの演技力がハンパないからですね。
完全に志々雄真実になりきっています。

最終局面、志々雄の上段振り下ろしと剣心の抜き打ちが激突。
天駆竜閃の威力は無限刃をへし折って志々雄を吹き飛ばします。

タイムリミットの15分を超過し、苦しそうに喀血する志々雄が駒形由美がかばいます・・が
志々雄は背後から由美ごと無限刃で剣心を貫きます。

ここも原作展開ですね。

演技力が素晴らしくて、息を呑みます。悪に落ちた者達だけが分かる連帯です。

本作のヒロインは高橋メアリージュンさんですね。間違いない。

はっきり言って剣心&薫のカップルよりも美しく描いていると思います。

その後、志々雄は絶命した由美を抱えて階段を登って遺体を横たえます。
志々雄自身は階段に腰掛けて高笑いしながら
体内から噴出した炎に焼かれていきます。

※原作では方治がいちいち説明していましたが、無いほうが相応しい。
方治は左之助にワンパンでノックアウトされたので出番はありません。

これもホントに違和感ないです。

こんなにファンタジー寄りの演出なのに全然おかしくない。
むしろ志々雄の野心や志々雄に終結した様々な報われない者達の情念を
表現するためにはこれしかないと思えます。

このラストにはカタルシスと同時に文学性すら感じました。

剣心が燃える志々雄を寂しげな目でみていた演技もお見事!

ついに志々雄を倒し、砲撃によって沈みつつある鉄鋼船から脱出してきた4名。

伊藤博文が警官を引き連れてやってきたので、志々雄をたおした事を報告。

すると、「サムライに敬礼!」と伊藤博文が号令をかけ、
以下警官隊がズパっと敬礼します。

なるほど・・・ここで終わりか、と思いきや実はエピローグがあります。

平和になった神谷道場で剣心が薫にプロポーズします。
一緒に時代を見てくれないか、見たいなセリフでしたね。

きょとんとした薫の回答で映画は終了。

最後に

だいぶ長くなってしまいましたが、映画は大体こんな感じです。

もし未見だったら、絶対に劇場で見るべきです。
配役や殺陣のアクションばかりが評判になりますが、
演技力の凄さや作品のトーンの統一性、原作へのリスペクト。

どれをとっても一級品の映画作品だと思います。

この前に見たルパンはどうしてこういう前例に倣わなかったのか・・・・。

とにかく、るろうに剣心伝説の最後編は超オススメの映画作品です。
二度目が見たくなるクオリティの良作でした!

あとは興行成績が伸びまくって、
ほんとに追憶編が映像化されることを期待します。

劇中これだけ思わせぶりな演出を入れたのだから、内々定くらいはしているかも?

いったい追憶編って何?という人に。

→ るろうに剣心追憶編のあらすじ

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One Response to “るろうに剣心 伝説の最後編のネタバレ!あらすじと感想について”

  1. 2人目のファン より:

    斎藤がやられるとは

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