あさりちゃんの連載期間と出版部数は?作者の次回作はなんだろう

漫画

長期連載漫画あさりちゃんが単行本100巻をもって最終回になります。
いったいどれくらいの期間連載していたんでしょうね。

まずあさりちゃん、がいつ始まったのか調べてみたのですが、
なんと1978年に初登場。

以後連載誌を変えながらも子供向け漫画のロングセラーとして
100巻まで続いてきました。

ただ、連載分は97巻迄で、98、99、100巻は
全て書下ろしとなります。

やっぱりキリがいい数字にした方がインパクトがありますし!

この漫画・・・モダンが子供のころから既にコミックがありましたし、
自分の年齢よりも長く連載している事は知っていましたが35年間です。

連載誌が小学3年生という事もあり、
連載開始からリアルタイムで読んでいる人はほぼいないでしょうケド、
単行本で買い続けている人は結構いるかもしれません。

単行本は100巻になりますが、出版部数は総計で2500万部。

35年間にわたって、1巻あたり25万部を売り上げる怪物漫画です。

今では1万部売れればベストセラー入りという出版不況、
出版すれば25万部売れるあさりちゃんは偉大です。

ちなみにトップを走るワンピースは1997年の連載開始から現時点まで
全世界累計売上部数が3億5000万部。
どれだけ怪物的な作品なのかと驚きますね。

ちなみに部数だけ比較すると、17年間で14倍。
つまりワンピースはあさりちゃんの28倍売れる漫画という事になります。

と、まあ部数や連載期間で言えばゴルゴ13やこち亀など、
もっと凄い漫画はいくらでもあるので、そこは重要ではありません。

あさりちゃんは国内のみで、
しかも子供向けの分野で連載してきた事がスゴイのです。

子供向け分野は規制が厳しいですし、
読者の成長が早いので直ぐに飽きられて「少女漫画」の分野へ
行ってしまいます。

しかも35年も連載していればネタも被りますし、
時代が変わりすぎて10巻の頃の世界と97巻の世界に
整合性が取れません。

少なくともモダンがリアルタイムで読んだ10巻の頃は
スマホどころか携帯電話やPCすら話題になっていませんでした。

まさか、昭和の世界観のまま35年も連載したとは
思えないので、こち亀みたいに少しづつ世間の流行を取り入れて
きたと思います。

※初期の両さん。差別用語吐きまくりで今だったら掲載不可!

こち亀が少年漫画(とも言えないのですが)のタイムカプセルなら
あさりちゃんは子供向け漫画のタイムカプセルみたいな漫画ですね。

きっと今になって最初の頃の巻を読んだら凄いノスタルジーなんだろうな~。

次回作はあるのか?

あさりちゃんの作者は室山まゆみは実はコンビ名。

知ってました?キン肉マンのゆでたまごと同じです。

室山まゆみは室山眞弓さんと室山眞里子さんの姉妹コンビなのです。

ふたりは1955年と57年生まれで、そろそろ60歳が近いですが
表現者としては全然現役の年齢。

ただ、あさりちゃん以外にも作品はありますが、どれも長期連載にはなっていません。

その代わりと言っては何ですが、あさりちゃんのスピンオフはいくつもあり、
タタミちゃんとか、ハイスクールあさりちゃん
カリスマ保育士あさりちゃんさんごママの相談室
単行本に収録されています。

作者のブログをみても次回作の予定はありませんでしたが、
あさりちゃんのネームバリューでスピンオフ作品を作る可能性はありそうです。

キャラクターは結構多いですし、連載誌自体が無くなってしまったのですから
子供向けのジャンルにこだわる必要もありませんし、
結構自由な作品が作れるのではないでしょうか?

さんごママの相談室も週刊女性とか女性セブン大人向けに作れば
子供の頃読者だった女性に人気が出ると思うのですけど、
どうでしょ、このアイデア。

文春や新潮で西原理恵子やくらたまが毒舌ふるって人気になるのですから
マンガは十分需要がありますよ^^

でも、もう十分稼いだだろうし、食べてくために作品を作るというスタンスは
超越してしまっているでしょうね。

ところで、小学館の子供向け雑誌が廃刊してからというもの、
今の小学生は何から雑誌を読み始めるのでしょうか?

いきなりコロコロとか、ちゃおとかりぼんに入るのかな?

追伸

タタミちゃんは昔の絵柄の方がよかった・・・。

※こっちの顔の方がいいよね。

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