やっぱり1時間放送は見ごたえがありますね!
0話だけの放送だったらかなりモヤモヤ感があったと思いますが1話は最高でした。
またもやフェイトか・・・何番煎じなんだ、と思っていながらもチェックせざる得ないのが
このコンテンツの凄いところです。
魔界転生が度々リメイクされたように、フェイトも英雄バトルロイヤルの定番になりましたね。
普遍的で様々な人の業が渦巻いている名作だからこそ、
コンテンツが消費されずに何度も蘇るのです。
既に発表されていた通り、今回は凛ルート。アンリミテッドブレードワークスのアレです。
フェイトゼロのクオリティが高すぎたせいで作画のハードルがあがり、
しかも前日譚を知ってしまってからというもの、
個人的にはアーサー王の葛藤をロボットの士郎が解消するのは無理だろ!!!?と、
思っているので凛ルートはまだ受け入れられる感じです。
だって、
ギルガメシュ王やアレクサンダー大王に同時に諭されても聞く耳持たない頑固娘ですよ。
士郎ごときじゃムリムリ!
あらすじをネタバレ
0話と1話を一気に行きますが、0話は凛が父時臣の遺産を空けた事で屋敷中の時計が
狂ってしまうところから始まり、1話のラストは士郎がクーフーリンに刺された後、
凛が宝石の力で回復させた後、セイバーと初顔合わせする所まで。
完全に凛視点で物語が進行しているので、知っているエピソードなのにかなり新鮮に見えます。
気になっていた作画ですが、正直0話の日常パートはきつかった!特に横顔。
ゲーム絵準拠(?)なのかもしれませんが、かなり違和感がありました。
作画力を温存しているのが見て取れます。
しかし、1話になってアーチャー(英霊○○○)が登場してからはガラッと変わります。
重量感ではフェイトゼロに劣りますが、かなりクオリティの高いサーヴァント同士のバトルが始まります。
1話は校庭でクーフーリンVSアーチャーですね。
干将・莫耶を使ってのアクションが主体なので、まだ弓は使いません。
超スピードで激突するのではなく、
フェイトゼロみたいに緩急つけた殺陣で見せて欲しいところですがこれは贅沢かな・・・。
※ギルガメシュVSランスロットのシーンは何回見直したか分かりません。
しかしまだ1話。ヘラクレスやイリヤも登場していませんし、
これからいくらでもアクションの機会はあるでしょう。
ヘラクレスvsアーチャーの戦いを超クオリティで希望です!
最後に
モダンは初代フェイトとフェイトゼロしか知らないので、人気が出た後の様々な派生作品や
設定の追加についてはわかりません。
ただ、作中のキャラクターのスペック、舞台を動かさずに、
繰り返し繰り返しIFを描き続けている事は調べているうちに分かりました。
○○のときはAという展開だったけど、実はBという原因があったせい。
Bが無ければCの展開になっていた・・・etc
一つ例を挙げると良く言われるのが、脳筋状態で召還されたヘラクレスだけれど、
バーサーカーのクラスでなかったら凄く紳士だとか、
最も適したクラスはアーチャーのはずだった、というものです。
おそらく、本作は原作に忠実に物語をなぞるとおもいますが、
視聴者は既にフェイトゼロを見ています。
そのため、ゼロ以後はキャラクターの内在的論理が充実しているので、
原作通りを忠実に走ってしまうと、物足りなさや矛盾が出るかもしれません。
今回に限ってはアレンジやオリジナル展開があっても良いとすら思いますし、
初代原作をリライトする事すらやったほうがいいと思っています。
※新エヴァンゲリオン劇場版みたいなものです。
とにかく、今後どうなるのか、凄く楽しみです。
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