なんと放送時間は40分超え!前回とあわせて大ボリュームのエピソードです。
そして、想像以上に面白い!
秋アニメは豊作ですね。寄生獣にGのレコンギスタ、そしてフェイト。
どれも毎週待ち遠しい作品ばかりです。
ただ、Gレコ以外は原作付きなのでストーリーを知っているという意味で、
原作との差異や解釈を楽しむ、という感じです。
その点、本作は凄いです。
正直ゼロを超えるのは厳しいと思っていたのですが、
かなり原作を生かしつつ、上手く演出パワーで見せています。
そして、思った以上に藤姉がかわいかったり、
士郎の度を過ぎたお人よしが演出されていて、
キャラクターの輪郭が掴みやすくなっています。
あれだけ内面描写が付け加えられても、
やっぱり士郎はちょっと異様ですよね。
エゴが希薄というか、ロボット的というか・・・。
そして、ゼロ視聴後だとキリツグが士郎を救うシーンや、
正義の味方に対する姿勢についてのコメントは感慨深いのではないでしょうか?
あらすじをネタバレ
今回は1話の裏返し。凛と同じ時系列を士郎の視点で描いています。
これって、ガンスリンガーガール(初代)の1話と2話の関係と一緒。
同じシチュエーションを別視点で描く手法です。
洋画だとタランティーノのパルプフィクション辺りが源流かもしれません。
2話アクションシーンはセイバーVSランサー。まさに納得のクオリティ。
剣戟の音が素晴らしいし、
サーヴァントの人間離れした動きが凄く映える演出をしています。
あの鈍い鈴のようなコーン、という特徴的な音はインパクト抜群。
工事現場で鉄骨を打っているようにも聞こえますし、
槍の柄が中空になっているようにも受け取れます。
そして弾かれたランサーが蛇行しながら突進するカットは、
お決まりの演出ですけれども作画が凄いので無茶苦茶カッコイイ!
絶対命中するゲイボルグの演出も一時停止&巻き戻しで新鮮です。
2話のラストでは凛と士郎がサーバントを開示したまま、初顔合わせをしたところで終了。
3話からは教会で聖杯戦争の仕組みが明かされます。
ところで、これって13話でオシマイでしたっけ?
クオリティを維持して突っ走って欲しいですね。
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