カンペキなまでの説明回!ほとんど動きが無いのに見れてしまう。
やっぱり声優さんの演技力なのでしょうか?
聖杯戦争のイントロダクションが終わったところで、
ようやく落ち着いて状況を把握するエピソード。
ほとんどアニメーションせず、ひたすらカット割りと言峰綺礼のセリフだけで
場が持ってしまっています。
これは凄い!
中田譲治さんのヌルっとした厚手のベルベットみたいな声に引き込まれますね。
キャラ立ちまくり!
フェイトゼロの10年後という事ですが、
気持ち重めに演じているように感じたのはモダンの錯覚でしょうか?
もっとも、今回の綺礼は役柄的に確信犯ですから、
余裕をカマしているとも受け取れます。
前回の聖杯戦争がプロフェッショナルばかりだった事に比べて、
今回はマスターが低年齢化している上にランサーとギルガメシュの
サーヴァント2体持ちですから余裕があるのも当然ですね。
あらすじをネタバレ
まったくもって説明回。
遠坂凛が衛宮士郎に聖杯戦争やサーヴァント等の基本的な情報を開示します。
さらに教会で言峰綺礼が士郎を煽って聖杯戦争へ参加させ、
ラストでイリヤとバーサーカーが登場して終了。
次回は冒頭からバトルが始まりそうです。
UBWを読んだのはもう何年も前なので、あらすじ以外忘れているのですが
ここでバーサーカー相手にセイバーとアーチャーが共闘したっけ?
いい感じにストーリーを忘れているので、意外と新鮮に楽しめるかもしれません(笑)
そして、ベストカットは一瞬凛がデレるところ。
思った以上に士郎が朴訥&鈍感主人公属性を発揮していて、
驚きです。
ゲームのシナリオだと、士郎にはもうちょっと不自然でキモいイメージがあったのですが、
3話では良くも悪くも普通に巻き込まれ系のギャルゲー主人公って感じでした。
UBWでは、ギルガメシュ相手に熱いバトルを繰り広げる事になる士郎ですが、
正義の味方、という呪縛を克服していくところをキッチリと描写するのでしょうね。
最後に、気になったのがキャラクターの横顔です。
0話の頃は作画パワーを温存しているのかな、と思ったのですが
モダンにとってはデッサンが微妙とも受け取れるデフォルメをした、
横顔のままで行くようです。
演出的には意図的に真横からのカットを避けているようにも受け取れるので、
スタッフ自身も微妙だと感じているのかもしれません・・・あくまで邪推ですが。
ともあれ、今回はつなぎの回でしたが次回からはまた物語が動きます。
楽しみに待つ事にしますね。
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