そろそろアニメが始まりそうですね。実はアニメ化に伴う評判を知るまでは
未読の作品でした。まとめ読みが吉!
血界戦線の作者はあのトライガンで有名な内藤泰弘先生。
掲載誌からして正直、まったくノーチェックの作品でしたから、
一気に9巻までまとめ読みする贅沢が出来ました。
至福の時間でしたね!そしてやっぱり面白い!
未読の人は本当にラッキーですね。
これから9巻分もまとめて読めるのですから。
トライガンはメインのストーリーがしっかりあって、
巻を重ねるごとに進行していく感じでしたが、
血界戦線は9巻になってもストーリーが迷子中(笑)
どうして異界と人界が混じったのか?
ヘルサレムズ・ロットは誰が作ったのか?
レオナルド・ウォッチに神々の義眼が与えられた理由は?
レオナルドの妹の視力は戻るのか?
全てが謎のままで、9巻になって更に世界が広がり深まった感じです。
魔人・超人・怪人だらけの本作が更にヒートアップ。
メインストーリー不在のまま、
ごちゃまぜで危険な街ヘルサレムズ・ロットの事件を描き続けているのです。
毎回毎々人死に杉だし、ビルは壊れ杉!
物語のゴールが見えないので、
ネタさえあればいくらでも書き続けていける物語だと言えます。
そして○○戦線というタイトルからして、先行作品をリスペクトしているとの事ですし、
このカオス巻は90年代っぽい感じがします。
なんだろう、菊池秀行先生の魔界都市新宿シリーズが連想されます。
あのシリーズもある意味都市が主役で、そこの住人にスポットをあてた作品が次々と
作られました。メフィストとか秋せつらとか屍刑四郎とか。
そういえば新宿も魔震(デビルクエイク)で魔界都市化したんだっけ。
本作も沢山の魅力的な登場人物にスポットをあてたエピソードが積み重なって、
厚みが出てきました。
そろそろ、トライガンの過去エピソードみたいに、
どうしてこうなったのか、という色んな謎解きをしてして欲しいところです。
アニメ化について
最速で4月4日、ニコニコ動画では6日に配信です。
これはジョジョと同じように、
間違いなく毎週のデイリーランキング上位に来る作品だと思います。
おまけに、フェイトにシドニア・・・。今期はアクションが大豊作ですね。
もっとも、モダンの本命は7月のオーバーロードとゲートですけど、
楽しみが増えるのは大歓迎です。
あー、また一気に10巻分位読みたいなぁ。
そういえば、10巻は明日(4月3日)発売ですね。
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