3章の公開が近くなってきましたね。ちょうどバンダイチャンネルで2章まで無料で
見る事が出来たのでブログにしてみました。
コードギアスといえば、植民地となった日本がイレブン(11)と呼ばれて差別される世界が舞台となっていて話題を呼びました。
TVはセカンドシーズンまで作られて、キレイに幕引きまで済ませた作品です。
モダンもリアルタイムでチェックしていました。
ところが、本作は人気が根強く、スピンオフ作品がいくつも作られています。
劇場作品の亡国のアキトシリーズもその中の1つといえるでしょう。
亡国のアキト1章・2章の感想
うーん、やっぱりルルーシュやCCみたいな馴染みのキャラクターがいないとちょっと寂しいです。彼らは超キャラ立ってましたからね。
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※どうしても新主人公が馴染むまでエピソードが足りないです。
しかし、劇場用の新型ナイトメア「アレクサンダ」のアクションは穴埋めに十分なクオリティで、 まさに異形の機動です、カッコいい!
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カマドウマみたいな形と人型を変形しながらCG作画がグリグリ動きます。
かなり栄えるデザインなので立体が欲しいくらい。
そして1章の冒頭のアクションと2章の後半、聖ミカエル騎士団(アシュラ隊)とのバトルは必見です。
重力とか慣性とか遠心力の表現は文句無しにピカイチ!見ていてスカっと抜ける感じが気持ちいいアクションなんです。
やはりCG作画なので破損・破壊の描写に難がありますが、気にならないような演出で見せてくれます。
さて、ストーリーはというと正直、突っ込みどころ満載なのですが、コードギアス世界の抽象度だったらアリだなとも思えて馴染めてしまいます。
TVシリーズの方ではエリアイレブン(日本)がメインの舞台でしたが、亡国のアキトではヨーロッパが舞台。
ブリタニア帝国とユーロピア共和国連合の戦争を描いています。
主人公の日向アキトは母国日本が植民地化されてしまった為、亡国の民としてユーロピア連合の捨て駒兵士として戦っているのです。
1章の冒頭なんて自爆用の爆弾を括り付けられたアレクサンダで捨て駒日本人部隊が突撃させられるシーンから始まりますからね。
コードギアス世界はブリタニア帝国だけが鬼なのではなくて、全ての国が日本(人)を虐めているのです。
上官や司令官は全て無能で傲慢で敵はファッション戦闘狂とか、ナチュラルに見下してくるレイシストタイプばかり、どんだけステレオタイプのトゲトゲしい空気を描いているのか、と。
この被害妄想的と言えるくらいシンプルに敵味方分けした世界観が
コードギアス世界の特徴です。
CLAMPがキャラデザをしている事が関係あるのかわかりませんが、この感覚はある意味、少女漫画的といえるかもしれません。
設定は戦記物ですが、描写は少女漫画。
このあたりの本来なら微妙に噛み合わない空気が同居している事が作品の魅力だとモダンは考えます。
今後の展開について
まず、アキトの兄であるシン・ヒュウガ・シャイング(!!)。
彼とアキトはギアス能力者ですね。
そしてルルーシュそっくりというか声優まで一緒のジュリアス・キングスレイと護衛の枢木スザクが登場。
3章ではこのジュリアス・キングスレイが記憶喪失中のルルーシュだという事が判明する事でしょう。
・・・CCは絡んでくるのかな?
時系列的にはTVシリーズ1期の終わりと2期の間のエピソードのハズですから、なんやかんやでルルーシュは学園に戻る事になると思いますが、それが物語の本筋にどう絡んでくるのかは不明です。
作品世界的には最終的に皇帝となったルルーシュが世界を征服したのち、スザクに自分を殺させる、という終わり方をしましたが、その時まで時間が飛ぶのか気になるところです。
そして間違いなく3章ではランスロットが大暴れする事でしょう。
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