ゲート特地迷宮攻略編とコミック7巻の感想とネタバレ

ゲート外伝 小説
ゲート外伝

やった!アニメ放送前の新刊ラッシュ万歳です。
一気に読めてしあわせw

今週は素晴らしいですね。ゲートの原作とコミックを読んでしまっても、
週末くらいにはオーバーロードの原作新刊とコミックが残っています。

ファンになったコンテンツの新刊はホントに嬉しいものです。
後はアニメが黒歴史化しなければ・・・・・。

さて、原作新刊の特地迷宮攻略編は本題となったエピソードに合わせて、
栗林志乃特地にてかく戦えりと、
帝国の薔薇騎士団グレイ・コ・アルド編の合計3作が収録されています。

いつものメンバーがそろうのは迷宮攻略編だけで、
本編の機微を補完する外伝としての色合いが強いです。

個人的には迷宮編よりも帝国の薔薇騎士団の方が面白い(笑)

 

帝国の薔薇騎士団 グレイ・コ・アルド編

ピニャが騎士団ごっこを始めた経緯や、最初からそれに付き合うことになった
貧農出身のたたき上げ百人隊長グレイの苦労がぎっしり詰まっています。

物語は始終グレイの一人称視点で語られますが、ホントに面白い!

ボーイスカウトならぬガールスカウトの引率めいた苦労や、
貴族社会のしがらみに加え、
どうしてピニャがBL趣味に走る事になったのか、
その衝撃の事実が明らかになります。

ネタバレしてしまいますが、作中グレイはピニャの騎士団の財務担当として、
ワルドというかつての戦友を連れてきます。

このオッサンコンビがゴブリンの群れからよちよち歩きの騎士団を守るのですが、
その以心伝心のコンビっぷりに、
ピニャの中のいけない部分が目覚めてしまうのです(驚愕)

「グレイ!助かったぞ」
「これは貸しにしておくぞワルド!」

二人の間にあるものは何か。
友情?
いや違う、友情すら超えたこれは、もしかして愛情か?
否、それも違う。
これは男と女の、騎士団の面々が日頃がどうの手管がどうのと論ずる技巧やら
欲得と言った陳腐なものが入り込む余地のない、はるかに純粋で高尚な「何か」なのだ。

~中略~

だがそれは願っても手に入れられるものではない。彼女に与えられるのは、
それを鑑賞し愛でる傍観者としての立場でしかない。

・・・・・・うーん、ティーンエイジャーの頃からジジ専の同性愛趣味とは、
ピニャ殿下凄すぎです(笑)

原作読みながらココで繋げるか~って顔が引きつりました(笑)

ちなみにグレイは引退を考える位の年齢で、
しかも心労でハゲています。

まさか、BLというかJL(jijii love?)の目覚めが、
グレイ隊長だったとは(笑)

そして迷宮攻略編は病気にかかったレレイの為に、特効薬になるロクデ梨を
手に入れる為、ミノタウロスのいるダンジョンに潜る話。
2巻と3巻の間なので、ヤオの複雑な心境が描写されています。

栗林志乃特地にてかく戦えりはホントに短編。
クリボーが初めて伊丹と出会った時の話ですね。
オタクだと思っていたら自分の隊長だった、と。

 

コミック7巻

こちらは炎竜編のラストまで。まったく違和感なし!

キャラの造形からミリタリー描写、アクション、満点のコミカライズです。

可愛いヒロインもドラゴンもファンタジー&ミリタリ描写やむさいオッサンまで、
何でも描ける作者の画力がヤバいw

おまけに巻末漫画のパロディのセンスも抜群です。
4コマだけで1巻分読みたい。
そして個人的にはアニメのシュッとしたキャラデザよりも、
竿尾悟先生の絵柄が好きですね。

アニメ放送まで1か月を切りましたから、
録画の用意をしておこうかな。

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