バーナード嬢曰くの感想について|うんちく万歳

平積みにされている2巻を買ってから即効で1・2巻をキンドルで
買い直しました。オススメ!

いわゆる本読みの自己言及に関するパロディの一種なのですが、
ホントに面白い!

一体どんな作品かというとこんな感じ。

rapture_20150802145455

この村上春樹の文体やキャラクターのクサさ(笑)

2chなんかでは、散々弄られている村上作品ですが、
キャラが立っている事は誰にも否定できません。

言い回しだけでネタになる作家というのはかなり稀ですし。

個人的にはラノベジャンルだと浅井ラボさんの「○○に過ぎる!」の多用とか、
犬村小六さんの「野太い○○」なんかが、ぱっと思い浮かびます。

もっとも両者の場合は作者が意図せず多用しているので読むと、
気になってしょうがない系のネタなんですけどね。

バーナード嬢曰くの場合は、いわゆる文芸作品一般だけでなく、
ホームズとSFにもキッチリ触れてくれるのがいいです!

モダンの場合はシャーロキアンのネタはよく分かりませんが、SFは大好物!

そして黒い表紙=かっこいいとかディックの黒表紙なんて
かっこよすぎて、即買いしましたから(笑)

衒学趣味のセルフパロディ漫画としては凄くおすすめです。

作者の施川ユウキさんは暫く前に亡くなった水玉螢之丞さんとは別の方向から、
アプローチしている感じです。

なんというか、時代を感じますよね。

水玉さんの頃はご本人からかなりのインテリジェンスを感じますし、
イラストも魅力的でユーモアもあり、SFマガジンにも連載していたので、
正にアーリーアダプターって感じで物凄くレベルが高い感じ。

水玉螢之丞

水玉螢之丞

水玉さんについての記事はこちら
水玉蛍之丞の病気とは?作品の思い出について

でも、その後の作品を描く施川さんは「浅くゆるく」というキーワードで
攻めています。

主人公の町田さわ子は、本を読まずにいかに読んだ風を装うか?という事に
腐心しており、彼女の周りに居る本読みの友人がそれに突っ込みを入れるという形。

これは。自分が読んだことのある作品や一家言ある!(と思っている)作品が
取り上げられたとき、
神林しおりや遠藤らと一緒に町田さわ子に突っ込める!と面白さがあります。

上記のハルキスト激怒(笑)な感じのネタなんかは、村上春樹作品を読んだ人の内、
かなり感じていると思いますよ。

なんというか、村上作品は登場人物がクサイんですよね・・・。

・・・話がズレました!

バーナード嬢曰くは、とにかく面白いので読書家の方にオススメのシリーズですよ!

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