オーバーロードの特典小説が凄い!DVD全巻セット購入した件

オーバーロード円盤 オーバーロード

遂にオーバーロードのDVDが全巻揃いました。
でも、タペストリは当たらなかった~。

うーむ、全巻揃いましたが、
sobin氏のアルベドタペストリは当たりませんでした、残念!

そして当初はブルーレイもいいかな・・・、と思っていたのですが、
TVアニメですし、予算的にもカツカツな作品ですからDVDの画質でも十分。

こんな具合にボックスに収納できるので本棚に飾っています。

オーバーロード円盤

そして一番大事なのは特典として付属しているサントラと特典小説3編。

3編全部を合わせると結構な厚さになりますし、読みごたえもあります。

何より、アインズ・ウール・ゴウン誕生やナザリック地下大墳墓を手に入れたエピソードは、
かなり面白い!

ギルドメンバーの関係性や重酸性雨が降るデストピアな未来世界も痺れますし、
鈴木さんの母親が亡くなった理由はホントに切ないし、
ゲームに傾注する事になった理由づけとして強力です。

こんな世界だったら仮想現実にのめり込むのも分かるわ~。

ただ、どうして仮想現実から転移したのか、今もって理由は全く不明。
分かる事といえば、

  • ユグドラシルの運営はゲーム性を犠牲にするレベルで厳しい展開をする。
  • 糞運営と言いながらも続けているプレイヤー達がいる。

と、言う事。

現時点での転移理由の予想ですけど、
もしかしたらユグドラシルそのものが他次元世界への人類移住を目的としたテストケースで、全くの未知なる状態で遊ばせていたのは転移後の極限状態でも生き抜いていけるよう訓練する、あるいは転移者を選別する為の篩だったかもしれません。

未来世界のデストピア描写がこうも強烈というのは、
主人公が仮想現実世界にハマった理由付けの為とは思えないんですよね。

未来人類社会の指導者が汚染された地球から汚染の無い他次元への移住を考えていた、
というのはSF的思考としてはアリかと・・・。

で、ユグドラシルという未知の世界を探索するゲームに重度にハマったプレイヤーで、
到達基準としてワールドアイテムやギルド武器を所持していて、
突然消えても不審がられない人物が転移対象としてリストアップされていたとか。

いわゆるエンダーのゲームみたいなネタですけどね~。
モダンの発想力ではこれが限界。作者は余裕でこの発想を超えてくるでしょう。

なお、円盤6巻の特典として付いてくる小説では、
100LVプレイヤーによる高度なパーティーバトルがあって、
本編小説では描写出来ない数々の高位魔法やスキルが紹介されています。

小説内でのボスバトルはユグドラシル内のゲーム、転移前の戦いなのですが、
丸山くがね先生の筆力が高いせいでドキドキします。

どうしても転移後の世界と比べると薄く感じるのではないか、
と思っていたのですが一読して感想が変わりました。

特典小説を読むとオバロ世界が更に広がる感じですから、
小説ファンは必読の1冊です。

 

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