私はPC関係の仕事柄、どうしても目を酷使しますし、座りっぱなしで肩や腰にもダメージが蓄積されています。そこで金太郎が目を怪我した時に治したという温泉に行ってみました。
目にいい温泉というと新潟の貝掛温泉が有名ですが、あまりにも遠いし高い!東京から気軽に行けるロケーションではありません。
そこで西原理恵子さんの温泉本を参考にして、箱根の秀明館に行ってみました。
秀明館の感想
いきなり結論から!
ここは凄い、ホントに秘湯です。
箱根ロープウェイの姥子から歩いて3分ほどの場所にるので本当はもっと人が来てもおかしくないのですが、バス通りから奥まった場所にあるのでほとんど気が付きません。
看板は立っていますが、沢山人が来るって感じでは無いのです。知らなければフラッと立ち寄るような温泉ではありません。
そして館内といいお湯といい、ホントに鄙びていて、
天山温泉とかユネッサンみたいな施設が整っていてよく知られているような温泉とは全然違うのです。
何しろ、食べ物は販売されていないし、マッサージもテレビも無いのです。あるのは1台の自販機のみ。
だからご飯はすぐ側の姥子駅(ロープウェイ)でカレーでも食べておくと良いです。
働き者のおばちゃんと青年の二人が管理運営していますが、調べてみたらオーナーはあの天山温泉のオーナーだそうです。温泉の方向性は対照的ですね。
箱根天山温泉は何でもあります。露天風呂に内風呂に蒸し風呂、
美味しい料理にマッサージ、お土産売り場、宿泊施設に休憩部屋まで。
今まで何度も行きましたが、やっぱり利用者が多すぎてあまり気が休まるという感じではありません。
だから秀明館は方向性をあえて違えているのでしょうね。素晴らしい!
私が行った時は他に1組しか利用者が居なくてホントに静かで心休まりました。
そしてお湯も入るとどーっと疲れが出てだるくなるような湯質ではありませんし、
何より神々しい!
風呂場は岩盤がむき出しになっていてしめ縄があるのです。
シャンプーも石鹸も使用禁止で、シャワーすらありません。
館内撮影禁止だったので、ブログにアップする事は出来ませんが、
箱根にこんな素晴らしい秘湯があるとは知りませんでした。
実は東京の奥多摩には「日本秘湯を守る会」の温泉があるのですが、ちょっと遠すぎ。
でも秀明館はアクセス良好です。
新宿から2時間位で到着するのではないでしょうか?
アクセスはこんな感じ。
姥子温泉の秀明館へのアクセス
新宿から小田原までは電車。
小田原から姥子までバスで40分。
姥子のバス停から徒歩3分。
乗り換えはありませんから、もの凄く楽!
自動車でなくても行けるのです。
あまり知られたくない温泉ではありますが、感動したので記事にしました。
現在宿泊施設整備中らしく、厨房を手直ししているそうです。
素泊まり1泊5000円位でやってくれたら段ボール箱に食料を持ち込んで、1週間くらいは逗留したいですね。
追記
モダンは会社に出社しないフリーランスになりました。
PCがあれば何処でも仕事出来ますから、
何時かこういった静かな温泉宿で作業してみたいものです。
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