3話のバトルが一段落、今回は日常パートです。
ZERO時代と違ってセイバーがまるで別人のように可愛くなっています(笑)
こっちが今日に至る女騎士キャラの原型となったに違いない、
本来のセイバーですね。
むしろフェイトを最初から追っていたファンはZEROを読んで、
虚淵氏のセイバーいじめにショックを受けたに違いないのです。
召還されたマスターに無視される、騎士道を貫けない、王様たちに説教される、
裏切られた部下と再会する、人違いなのにストーカーされる、王様の1人に粘着される、
自分で聖杯を壊すハメになる・・・etc
モダンもちゃんと原作をプレイした後でZEROを読みましたが、
そこまで強烈なファンでもなかったせいで、逆にすんなり読めてしまったり・・・。
元々虚淵氏のファンだったせいでしょうね。
不遇なセイバーの方がそれらしいと感じるくらいです。
だから4話でセイバーが和室に座ったり、ご飯を食べたり、
張り切って護衛しているのを見ると、なんというか必要以上にモエ~な感じです。
これは確かに可愛いし、人気でるのも当然だよなぁ。
こんな美少女と一つ屋根の下で暮らすとか、急に言われたらそりゃお姉さんは困惑ですよ。
でも、今回はUBWのエピソードという事ですから、結局最後は凛とアーチャーの方に
スポットが当たって聖杯を手に入れる望みは叶わないのですよね。
原作改変はしないでしょうから、
UBWラストの展開をどう演出するのか気になるところです。
あらすじとネタバレ
そういった日常パートの裏側では正統派の魔術師バトルが繰り広げられています。
凛は生気を吸い取る結界で一般人を巻き込むキャスターを追っている様子。
そして、凛のガンドが凄い威力!
3話でイリヤには全く通じませんでしたが、
実は骸骨犬をショットガンで撃つくらいの威力があるみたい。
粉々に粉砕しています。
そして、こんな線の多い使い魔の雑魚キャラがキッチリ動いています。
動画パワーを贅沢に割り振っているようですね(笑)
こういった使い魔の演出が魔女の仕業らしく、
おどろおどろしい感じが凄く出ていてワクワクします。
キャスターのマスターも今回のエピソードで伏線的にちゃんと登場しましたが、
原作を省みるとやっぱりシナリオ的に唐突感が否めません。
どうして、生身の人間なのにあんなに強いのか・・・と。
魔法で強化した状態で、魔力不足のセイバーを相手にしたといっても、
ルール的に一般人がサーヴァントを格闘で圧倒するとかありえないですよね。
こういった重箱の隅つつきを許してしまう原作展開の強引さは、
膨大な熱量で突っ走る作品には良くある事で、
今となっては批判するよりも制御して作品に収めた手腕に感動です。
そして今回の聖杯戦争はイレギュラーなマスターが多いし、
そもそも最初からルールを破っている奴もいるし、
オーソドックスではないのです。
つまり、プロフェッショナル同士の決闘ではなくて、
巻き込まれ型一般人の奮闘なのです。
私はアマチュアが葛藤しながら成長していく作品はよりも、
プロフェッショナル物が好きなので、士郎君にはシンパシーを感じません。
それでも、本作は毎週楽しみチェックしています。
主人公が嫌いだけど毎週見てしまうって凄いアンビバレンツ(笑)
でも、それくらいフェイトは面白いのです。
コメント