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オーバーロード10巻謀略の統治者

オーバーロード 小説 漫画

オーバーロード10巻の感想!あらすじとネタバレについて

更新日:

今回は発売予定がずれこんだり、早売りが禁止されたりしていてヤキモキしました。でも、焦らされただけの事はあって無茶苦茶面白いです。正に謀略の統治者!続きをもっと読ませて欲しい。

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いやー、いつもだったら都内の早売り店として、神保町か秋葉原の書泉ブックタワーで週末にでも入手するつもりだったのですが、2chのオバロ板で「30日午後の発売」と知って我慢。

朝一で秋葉原に行って艦コレACで時間つぶしながら発売を待ってました。そして月曜の朝一にゲーセンに行っても並ぶという事態に仰天。艦コレAC、ネットで見た通りホントに凄い人気です。

なんでそんな時間にアキバに行けるのかというと、モダンはちょっと前にフリーランスになったので、仕事さえやってれば時間の都合は付けられるのです。

もっとも、会社辞めなければ定期の範囲で毎日アキバに寄れたんですけどね。

なお、11時頃にメロンブックスに行ったら、入荷と陳列は夕方だというし、店舗での販売は30日の13時の書泉が最速なのでしょう。

まあ本を手に入れるまでの経緯はともかく、感想としては一言。

予想を超えて滅茶苦茶面白い。

丸山くがね先生が事前に情報発信していたように、周辺情報の充実や次エピソードへの繋ぎとなる巻なのですが、全部のシーンが重要で今後の展開の深読み要素や、これまでの推測の答え合わせが出来ました。

何より凄いのは、結構な数の二次創作があるにも関わらず、それら予想を余裕で超えてきたところ。大虐殺以降の展開でこの予想はしてなかった、流石プロ!マジで凄いです。

それではざっと情報整理。

丸山 くがね
KADOKAWA/エンターブレイン 2016-05-30
¥ 1,080

あらすじとネタバレ

取りあえず一読しての覚書です。多分ここら辺が重要なんじゃなかろうか?

アインズ、魔導国を全種族の楽園にする事に決定

この決定に至る内在的論理が物凄く面白い。

アインズが人間種族と亜人種とか、帝国と王国のような対立軸で争っていた世界に対して、生者とアンデッド、ナザリックとそれ以外という差異のシステムを思いついた事です。

生きているもの同士で争っているのは馬鹿らしいってアンデットに言われるのはファンタジー世界ならではのイデオロギーで、物凄い説得力。

ソードワールドやロードスだったら、ファリス(光)とファラリス(闇)の対立かと思いきや、実は光も闇も天秤の片方に過ぎなくて、もっと大きな構造はマーファ(創造)VSカーディス(破壊)だったみたいな感じです。

そして次は法国です。

法国はナザリックや帝国、王国に対しての情報まるで無し。おまけにエルフの国家と戦争中

クレマンティーヌやカジットの遺体が消えた事について、法国が手回しをして蘇生の上、情報を取ったのではないかと思われていましたが、そんな事はなかったw

と、言う事は遺体はズーラーノーンが回収したのでしょうね。ズーラーノーンについては全く情報が出てきませんから、復活や再登場については全く予想できません。

アインズはハムスケに持たせた死の宝珠の存在を忘れているという描写が出てきたので、これが落とし穴になるかもしれません。聞き取りすればいいのに、と思うのは読者の視点。

加えてエルフの国と戦争中との情報が出てきましたが、かつては法国とエルフの国は同盟国だった様子。どうやら法国の認識ではエルフ側が裏切ったらしいですし、ハーフエルフと思しき番外さんの出自にも関係あるようです。

番外さんは母親がエルフみたいですね。

そして、傾城傾国を使ったカイレの死亡が確定。蘇生も行われていないようですが、他にもワールドアイテムを使える人のスペアがいる感じの話しぶり。

何より意外だったのは全くと言っていい程ナザリックの情報が無かった事。エルフの国と戦争中なので戦線を2つにしたくないという思惑もあるようです。

ホニョペニョコ、アインズ、モモン、ヤルダバオトの関係についてもマッチポンプがばれている様子はありません。

思った以上に弱体でしたね。もっと謎があるかと思ったのですが・・・。

また、200年に一度くらいの割合でプレイヤーが転移して来る事は規定事項で対処に悩んでいるようです。

ジルクニフ、ノイローゼになって心が折れる

この展開を予想した人はまずいなかったのではないでしょうか?予想外の展開で驚き!

ウェブ版でも大虐殺イベントはありましたが、書籍版ではジルクニフの依頼によってアインズが放った超位魔法が大惨劇を起こした事が問題となります。

目の前で大惨劇を見せられた騎士は退職したり、PTSDになったりして国力ガタ落ちだし、ジルクニフがアインズに最大の魔法を放つよう依頼した事を知っている騎士達の好感度はガタ落ち。

同族同士の戦争に異種族を引きこんで大量殺戮魔法を使わせた異常者って感じです。

イメージするなら朝鮮戦争が再開した結果、韓国の大統領がアメリカに依頼して、北朝鮮に核兵器を使わせたら国際社会はどう見るかって事。

アメリカの好感度が下がるのは勿論ですけど、一番嫌われるのは韓国大統領である事は明白。

しかし、韓国大統領としては「ちょっと空爆して」って言ったつもりだったとしたら?

アメリカは中国やロシアをけん制するつもり核兵器を使いたかったわけで、その言葉を拡大解釈したのは明白ですから、鬼畜過ぎ!

いやもう、この展開が面白すぎて最高です。ジルクニフ、マジ道化。

その結果、魔導国と戦いたくないでゴザルと嘆願書が回って来たり、国内神殿勢力の反発を招いたり、魔の力に魅入られた皇帝と疑われます。

おまけに既に最大戦力であるフールーダは裏切っているし、重爆レイナースは今にも裏切りそうだから、どのタイミングで出奔されてもいいようにダメージコントロールしたり。

日々の重圧で抜け毛と胃潰瘍(?)に悩まされてポーションを飲み、近衛騎士に泣き言を言う鮮血帝哀れ過ぎw

特に、最後の希望が潰えるシーンは素晴らしい!

頼もしいアダマンタイト級冒険者に守られて、闘技場でこっそり法国と会談をしようかという時、偶然にもアインズが現れて挨拶をする、という間の悪さ!

完璧に魔の力に魅入られて国や魂を売った皇帝だと思われてしまいますw

神殿に敵対され、頼みの綱である法国との同盟も失敗したジルクニフは魔導国の属国になる事を決意します。

そしてもはやどん底と思った矢先に、たのもしい銀翅鳥までもが帝国を捨てるという二番底。

まさか王国より先にダメになるとは思いませんでしたね~。

王国貴族無能過ぎ、ラナーとアルベドの野望

これはかなり気になるところです。アインズ達がドワーフの国から戻ったら王国の刈り取りが始まりそうな勢いですが、ここに来て王国の腐敗っぷりを強調するダメ貴族が登場。第一王子だけでもお腹いっぱいなのにw

大きな絵で言えば、本来ならもっとも地理的に恵まれて反映し、人類守護の人材を大量に排出する事が期待されていた王国なのですが、恵まれた環境が権力の腐敗を引き起こし、それだけでなく他国へ害をなす黒粉密輸の温床になった事が大問題。

そんな訳で人類の繁栄を助けるどころか有害な存在になり下がった王国を倒す為に、国のシンボルであるガゼフを討つというのが、1巻のニグンさん達の役割だったのです。

まあ、このプランはアインズの介入で失敗したのですが、どうしてガゼフが狙われていたのか、というのがよく分かります。

そして、完全に国を売るモードになっているラナーとアルベドが会談したりと盛りだくさん。

既にラナーはザナックを王位につけてクライムと結ばれるというプランには旨みが無いと切り捨てているようですね。レイヴン公も心折れて自領に引っ込んでしまったし。

ラナーはナザリックの進攻に備えて何かの工作をしているようですし、工作が上手く行けば領域守護者待遇でアルベドの部下になるとの事。

ラナーの影には護衛のシャドーデーモンが潜んでいるようですから、戦力が与えられている事は間違いありません。彼女が一体何を考えているのかホントに気になる所です。

そして、アルベドから受け取った小箱!あれは一体何なのだろう?

開ければラナーの願いが叶うってどういう意味なのだろうか。何かのマジックアイテム?

そして王国のダメダメっぷりを代表するようなダメ貴族の紹介はこんなのが権力握るくらい腐敗しているって事のいい例で、おそらくアルベドは彼らを使って王国内で内乱を起こし、戦争の口実にするのでしょう。2つ目の目的ですね。

また、八本指とナザリックの関係も面白いですよね。最高です。物資運びとシャルティア洗脳アイテムの探索が目的でこれはアルベドの個人的な目的にも合致するでしょう。

多分、アルベドはシャルティアが洗脳可能だった事を知ってから、ワールドアイテムでアインズを洗脳してしまいたいのだと思う。

その為に八本指に情報収集させたり、ギルドメンバー探索という口実で見つかった時に奪い取れるだけの戦力を整えてる可能性が高い。

そしてアインズを洗脳したがっているのは、アルベドだけでなくて、潜在的には他のナザリックの住人にも当てはまるでしょう。

洗脳してしまえば主が自分たちを見捨てる事が無いといえばデミウルゴスだって納得しそう。

これまでナザリックの為に理想の支配者を演じてきたアインズが強制的に理想の支配者にさせられてしまうって展開は、適切な自己開示をしなかった鈴木さんの顛末としてブラックで面白いと思うけど、この辺りにも作者のギミックがある事は間違いない。

もちろん予想が外れた方が面白い!

アインザック組合長とアインズ仲良しになる

冒険者組合をモンスター退治の護衛では無く、本来の意味での冒険者である武装探検家にする事を決意したアインズとそれに賛同したアインザックのエピソード。

思った以上にいいコンビになっていて面白い。

エランテルが割譲されてから冒険者ギルドや魔法ギルドが人材や重要アイテムを外へ運び出してもぬけの殻にしていた、というのは凄くリアルで分かる対応です。こういう所の描写の細やかさがオバロの面白さの一つかと。

そして、闘技場の武王ことウォートロールのゴ・ギンとの対戦カードを実現させる根回しやゴ・ギンとオスクの奇妙な友情も短いながら凄い読みごたえ。短編集のネタになってもおかしくない位。

冒険者に与えるルーン付きの高品質武具を手に入れる為に次巻でドワーフに会いに行くのかな?

ただ、ちょっと気になる点があって、アインズはゴ・ギンと戦う時にパーフェクトウォリアー使っているのかいないのかって事です。

装備的にはスタッフをつかっているし、描写的には100LV戦士っぽくないので、素のままだと思うのですが、終盤でスティレットを装備しているんですよね。

これがどういうことなのか気になる!

また、声の問題。

例えば、人前に出る時、素の声はモモンで魔導王の時はヌルヌル君を付けた状態。つまりアインザックと一緒の時や闘技場に行った時はヌルヌル君ボイスなわけですが、ジルクニフと初回に会った時に声変えてたっけ?

モモンとして帝国に行ってワーカーの前に現れた時は声を変えていましたから、帝国ではモモンとアインズの声が逆になっている可能性も?

フールーダ、死者の書を読む

これは暫く放置されていた案件の顛末ですね。アインズにとってフールーダは爆弾クレーマーみたいなものっていうのがおかしい。

確かにどうやって理論立てて魔法を教えるかって事は、最初から強者として世界に出現したアインズにとっては難しい事ですから、それらしい本を与えてお茶を濁すというのはかなり上手い対応。

ただ、死者の書には魂の記述もあるらしく、異世界転移の原因の一端が記載されている可能性が高いと思う。

死の宝珠と一緒で鈴木さんが気付けないから、物語に影響を与えないけれども。

・・・・これって自分がint5とかの蛮族戦士をロールプレイしている時に難しい説明を理解できないっていうのと同じ視点ですよね。TRPG的で面白い。

誤字について

意図的な誤字が1つあると、丸山くがね先生が前もって発表していましたが、鈴木さんの知的限界を示す「貝より始めよ」「鉄人が独裁」のどちらかかと思われます。

おそらく後者で、プラトンの哲人王思想を「アイアンマン思想」と勘違いしていると思われます。

哲人王ではなくて鉄人王が独裁をするとベストの国家になるって鈴木さんが考えているのなら、今後の支配拡大では自分が先頭に立って力を見せつけるって展開になるかもしれません。

最後に

なんだかんだでかなり長文を書いてしまいましたが、9月には11巻が発売されるそうですし、特装版は「なざりっく狂騒劇ぷれぷれぷれあです」が付きます・・・って、コレ特装版以外に買う選択肢ないでしょw

漫画の方でも分厚い特典が付くから楽しみですね。まだ表紙も出来て無いようですが予約しました。

深山 フギン
KADOKAWA/エンターブレイン 2016-12-26
¥ 2,376

このところはガルパンの劇場版BDが届き、毎月ファイブスター物語が読めて、毎週ハンター×ハンターが読める上に来月はベルセルクの新刊が発売。個人的には異常事態。

こんな具合に好きな作品が読み続けられる喜びは格別ですから、仕事も頑張ろうという気になります。

9月といっても発売はどうせ月末だから、むしろ10月が楽しみですね。

追記

オーバーロード11巻の感想とネタバレ

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