モブサイコ100の感想!あらすじとネタバレ

モブサイコ100アニメ

多分、夏のアニメで一番の作品になると思います。原作からして凄い良作ですからアニメで興味を持った人はぜひ読んでほしいですね。

ワンパンマンに続き、ONE氏の作品がアニメ化です。

おそらく、ウェブ漫画出身の漫画家としては一番成功しているのではないでしょうか?

数年前までのウェブ漫画の評判といえば、雑誌とは隔絶したメディア。個人的にも一般紙で連載できないレベルの作品の寄せ集めみたいな面を強く感じていましたから、大きな変化だといえるでしょう。

実際、物語は良くても画力が付いてこなかったり、異様に冗長になったり、粗削りな作家性がそのままドン!と出されるような漫画ばかりでしたから、一般紙レベルに及ばないというのも納得でした。無料で読める同人誌といった感じです。

しかし、ONE氏の作品は一味違いました。そして画力はともかく、物凄い進歩を感じる作家です。

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物語としては自分の超能力を持て余す陰キャの主人公が、インチキ霊能者に弟子入りをして悪霊を退治する、というものですが、表面に見えている部分だけではないのがONE氏の作品です。

霊能力では全く劣り、弟子に働かせてピンハネしている汚い大人に見える霊験ですが、モブには無い社会性や大人としての経験を持っています。

超能力の師匠と弟子という体裁をとっていますが、本当の二人の関係は霊能力ではなく人生の師と弟子なのです。

そして、反面教師として、時々は普通の大人の男として、自分の超能力・・・・・これは才能のメタファーですが、に振り回されて、自己肯定感を持てないモブの成長を助けてくれるのです。

モブにとっての社会とか大人が霊験だといえるでしょう。これって作品に物凄い普遍性がありますよね。

そして原作の後半ではモブがとある大悪霊との闘いに勝利して大きな精神的な成長を遂げ、その次にダメな大人の男としての霊験が自分の問題と向き合うのです。

ワンパンマンの頃は、ガロウやタツマキ、フブキといった脇役たちを映す鏡として、感情移入できない無敵の主人公サイタマが居ましたが、モブサイコ100ではきちんと主人公にスポットが当たっています。

ホントに作劇のスキルが上がって王道回帰したと思います。

アニメのクオリティについて

取りあえずニコ動で1話を見ましたが、間違いなく夏アニメで最強だと思います。

霊能力の表現にカラフルな透過光を使っていて、独特の雰囲気が出ています。かなり美的感覚に優れています。

見ていてホントに驚きました。

モブサイコ100アニメ

あとは、原作に忠実なキャラの書き方とか(笑)

間の取り方や動きについても全く違和感ありません。今後もこのクオリティを保ってくれれば、最高ですね。

追記

モブサイコ100は最初にあまり期待していなかったという点で、ベルセルクとは大違い。

期待していたベルセルクの新アニメがあまりにもガッカリ。

2話まで見て悪口しか出てこなかったので取り上げるのをやめました。とにかく、アレはひどいの一言に尽きます。

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