冲方丁のこち留の感想とDVの真実について

こち留

DV容疑で逮捕された冲方丁さんですが、その詳しい経緯や真相についてまとめた本が出版されました。

たしかDV逮捕の報道があったのがファフナーの放送中でしたから、事件当時、コレはヤバいんじゃないか?と思ってみていました。

何しろ脚本担当しているTVアニメの真っ最中ですし。

ところがその後の経緯がさっぱり不明のままいつのまにやら釈放されて、事件はなし崩しに風化したって言うのがいちファンの視点。

モダンも当時はショックを受けてちょろっと記事書いたくらいです。

冲方丁の本名は?|傷害で逮捕されてショック!

 

さて、本当はいったいどんなことが起きていたのでしょうか?

 

こちら渋谷警察所留置場の感想

まず、一言。

個人的には冲方さんが才能暴走型の破たん人格者で奥さん殴りながら名作を書いていた、という真相が文学者っぽくていいなと思っていたのですが、全くそんな事は無かった。

現実はいつもいまひとつ。

どうやら法律と警察を悪用した営利誘拐というのが真実にかなり近そうな事件でした。

時系列としてはこんな感じ

  1. NHKの報道によれば21日に自宅で妻と口論があった。
  2. 8月22日夜、イベント終了後に冲方さんの元へ警察がやってくる。
  3. 同行して渋谷警察署に行くと逮捕状が出ている、と言われて逮捕。
  4. 容疑は妻に対するDV。この時点で日付変わって8月23日。
  5. 妻を殴っていもいないし、偶然手が当たったことも無いと一貫して主張した為、9時間かけて朝まで取り調べ。
  6. この時点でNHK他、各メディアが報道。
  7. 留置所内で出会ったK氏の紹介で弁護士に依頼。
  8. いったいどういう事なのか妻に確認してもらう。
  9. 冲方さんの弁護士と妻の弁護士が連絡を取ると、「私は夫を訴えていない」が和解の為には「3000万円」を払えとの事。
  10. 一方的に人を閉じ込めておいて出たければ3000万円払えというセルフ身代金に冲方さん激怒。
  11. そもそも殴っていない。
  12. ひたすら警察や検察は「DV夫」としてのストーリーを踏ませようとしますが、全部拒否。
  13. その後、どうやら妻側の主張の裏付けが無い事が判明したらしいが、詳細は不明。
  14. 警察「今回の件、俺たちが勝手にやったわけじゃないからね」。
  15. そもそもこの手の出来ごとが報道されること自体が異常。警察の点数稼ぎが疑われる。
  16. 留置所生活9日が過ぎ、妻の目に触れない場所で暮らすことを条件に留置所を出る事が出来た。
  17. しかも1年経っても子供と面会出来ないし、どうして妻がこんな事をしでかしたのかも不明のまま。
  18. 本には明記していないけど、離婚協議中らしい。

うん、コレはほんとヒドい。

いわゆるチカン冤罪と同じ構図で、女の主張は丸のみにして、しかも相手が名の知れたベストセラー作家だと知るや手柄のチャンスとばかりに責めまくる。

警察も検察も全く真実を明らかにする気はないし、江戸時代レベルの人権意識。

しかも留置所で同室になったK氏の言い方からすると、この手のトラブルは民事で金をとるための常とう手段らしい

おそらく潜在的に離婚したがっていた妻に何か入れ知恵をした弁護士がいるんでしょうね。

モダンが推察するに、妻はもともと筋の悪い相手と不倫していた可能性が高く、不倫相手にそそのかされたのだと思います。

ホントは離婚の時に新生活を始めるまとまった手切れ金が欲しかったに過ぎないと思うのです。

で、些細な口論をきっかけにやらかしてみたら思いのほか大きく報道されたり、有能な弁護士が付いたことで計画が狂ったと。

家の新築や震災を家族で乗り越えたエピソードが活字化されていますけど、国家レベルの大災害を乗り越えても夫婦の関係なんて儚いですね。

ホントにつらい。

しかも某所のネット生放送で聞いた話では奥さんは非常にアレな人で有名らしいですし・・・。

多分、2chまとめで拡散されるほど大々的に報道されたのに仕事への影響が限定的だったのは、関係者がある程度、冲方さんの事情を把握していたからではないか、と思います。

あー、あの奥さんか~みたいに。

そして相変わらずの警察の○○さ。

この辺りは佐藤優さんの名著、国家の罠を読むとさらに凄いです。

いわゆる鈴木宗男事件の真実ですが、佐藤さんは検察のストーリーを拒否して512日間拘束された挙句、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けるのです。

9日間だけでも1冊本が書けてしまうのに512日って、超人的な精神力です。

小説だけでなく、漫画版もかなり秀逸なので是非読んでほしいです。

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めちゃくちゃ面白いですが、めちゃくちゃ警察や司法に絶望しますから(笑)

日本はマジで中世ですね。

誤認だろうと何だろうと捕まったらアウトです。

最後に

この事件で冲方さんの警察や司法への悪感情はほぼマックスになったと思われます。

正面対決を避けるために色々とお茶を濁した言い方をしていますし、笑い飛ばすしかないと書いていますけどヒエラルキーで生きる人々かゴリラの群れとかチンパンジーとか猿の惑星とか、本音があふれ出してます。

今後の作品のテーマに警察や司法の腐敗は間違いなく盛り込まれるでしょうね。

マルドゥックシリーズでも司法の腐敗が原因で悲劇が起きますが、今後は更に血肉が通ったクズが登場するかと思います。

結局、妻とか司法制度とか信じていたものに尽く裏切られた、というのがモダンが今回の事件に見出した物語です。

あーホントにつらい。

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追記

ヤフーニュースで本書が取り上げられましたが、ニュースのコメント欄がひどい。

警察にいじめられた挙句、本を書いたら知ったかぶりの不特定多数に叩かれるとは・・・。

確かにこういう国民性だったらこういう警察になるわって感じ。

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 この記事へのコメント

  1. […] 追記2 真相が本になりました。 冲方丁のこち留の感想とDVの真実について […]

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