バーナード嬢曰く3巻とアニメの感想について

バーナード嬢曰く3巻

ちょうどニコ動でアニメ3話が配信されたタイミングで予約していた3巻が手に入りました。いいタイミングです。

まずは3巻について。

本作は本読み向けのうんちくメインの漫画だと思っていたのですが、3巻は3割くらいが町田さわ子と神林しおりの友情話。

1~2巻の頃に比べると明らかに友情成分が増えています。

ボケ役のさわ子にみんなで突っ込みを入れる構成が「あるある」って感じで好きだったのですが、二次創作クラスタでは二人に百合関係を見ている人も多いようですから、需要に応えた形なのかもしれません。

まあ、個人的にはオッサン同志が読書ネタでだべっている漫画よりも女子高生の方が楽しいですし、百合属性はあっても無くてもあんまり気にしない人なんですけれども。

3巻では見どころが2つあります。

 

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一つはさわ子がしおりから借りた本を汚してしまったエピソード。

返す時バツの悪さとか、仲直りの仕方に学生時代を思い出しました。

大人だったらすぐにアマゾンポチーで弁償して済ませてしまいますから、こういう葛藤は無いんですよね。

いいな~って思いながら読んでました。

それと、ラストの熊嵐の紹介ネタ。

熊嵐といえば、北海道の巨大人食い熊として有名で三毛別羆事件の事を知っている人も多いと思います。

私も学生時代に事件を知って、こんな事が本当にあったのか、と疑った位に熊の執念深さが際立っています。

本作は三毛別羆事件を元にしたドキュメンタリーの名作なので絶対に読んでほしいですね。

 

羆嵐

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本を紹介するのに大事な事

本を紹介するのって正確であればいいってわけじゃなくて、絶対的に熱量の方が大事なんです。

町山智浩とか岡田斗司夫とかライムスター宇多丸がラジオとか雑誌のコラムで間違った情報に基づいて記事書いていたらダメですが、一般人は違います。

プロの評論家じゃないんだから、自分の意見に対してつべこべ言われたって引っ込める必要なんて無い。

正直な感想と熱量が大事だから、プロ評論家とは違って、多少間違った内容や偏った信条を言っていてもいいんです。

ホントにわかるわかるって感じで、作者の補足もひっくるめてかなり好きなエピソードです。

アニメ化されたのだから、是非とも声優さんに演じてほしいです。

しっかし、鬱ごはんを書いている人にこんなに気遣いをする社会的な一面があるっていうのも面白いですね。

アニメ版について

どうやっても30分アニメにはなりようがないとは思っていたので、ショートアニメになったのは実に正解。

喋り倒すタイプのアニメで大満足です。

特に3話は春樹ネタだったので、例の春樹文体を朗読するとどんなにクサイか、というのが良く分かりました。

ぶっちゃけ、村上春樹の本って登場人物の喋り方とか絡み方が不自然ですよね?

男女関係についても変に気取っているというか、抽象的というか、リアルさが足りないというか。

あんなにウザい奴がスナック感覚でセッ○ス出来るとは思えないし、コレってかっこいいよね感がにじみ出ていて、なんだか読むと背中がむずむずするような・・・。

個人的にはまったく感情移入できないのでチェックしてポイです。

ただし、小説とは違ってエッセイの方ではかなり面白い爺さんだ、という評判があるらしいので今度読んでみようかと思います。

学生の頃にノルウェイの森から読み始めましたけど、エッセイは1作も読んでないんですよね。

作者のパーソナリティについて多少知っていると面白く感じるのかもしれません。

ちょっと楽しみです。

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