遂にライダー登場!学校でのバトルも盛り上がってきました。
5話の見所は凛のガンド撃ちや魔術刻印、初登場のライダーですね。
ZEROのイスカンダルと同じクラスでこうも違うとは本当に面白い。
それにあのチェーンの付いた杭は一体なんという武器なのか?
騎兵(ライダー)のクラスなのに魔術が得意っぽいし、まだ乗り物が出てこない。
士郎君は思い切り貫かれていましたが、きっといつの間にやら治癒しているでしょう。
そもそも本当だったら包帯巻いたくらいで治る傷ではないですし(笑)
さて、魔術師やその家系について触れられましたが、
型月世界での魔術師の目的は根源の渦(アカシックレコード)に触れる事。
その目的は1代でなせるものではないので、魔術刻印という一子相伝の研究成果を
子々孫々に伝えていく、というもの。
「この私」という個人を超えた目的をもった血族として描かれています。
だから凛は士郎に魔術の手ほどきをしながら刻印を残さなかった切継の生き方が
魔術師的でないと断言したのです。
もっとも、切継の生き方は魔術師というよりも近代兵器の活用も含めた
魔術師殺しですから、事実を知ったら複雑な顔をする事でしょう。
魔術師と決闘するときに、銃器や爆弾で勝負をかけるのですからね(笑)
案の定、ニコニコ動画ではこのシーンで突っ込みが入っていました。
そして冒頭の切継、完全に魂が抜けかけています。
この辺りはZEROから入った視聴者にしてみれば、思うところがあるでしょうね。
正義の味方という言葉のむなしさ。
このやり取りのせいで士郎君が
災害生存者としてのPTSDと正義マンを併発した心の難病に掛かってしました。
笑ったところを見たことがないとか、何でも頼まれごとを引き受けるとか、
極端に自己犠牲を払いエゴがないとか、そりゃ歪過ぎてロボット呼ばわりされます。
アンリミテッドブレードワークスのシナリオではこの辺りを未来の自分に説教されて、
本当の意味で自我を確立するまでの葛藤が描かれるでしょう。
元々はノベルゲームの主人公で、読者が入り込みやすいようエゴが空虚に設定されたという
システム上の縛りがあったかもしれませんが、一つの作品として世界の存在している以上、
それらの設定を持つ1人のキャラクターとしてそこにいます。
ノベルゲームでの自分の分身としてではなく、衛宮士郎としてのあり方を見せて欲しいですね。
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