オーバーロード劇場版後編の感想と2期について

劇場版特典 オーバーロード

オバロ劇場版の後編を見てきました。やっぱり予想通りではありましたが、新作カットの少なさには正直ガッカリです。

2週目の特典が期待できる、という事であえて初日を外して2週目のあさイチで見てきました。

肝心の特典はぷれぷれのカラー4コマ漫画。

内容的にも・・・まあ、ねって感じで残念ながらファンアイテム以上にはならないでしょう。

パンフ、ぷれぷれ、プレイアデスの日と揃える事が出来たので、とりあえず今回の映画イベントはクリアできたかな、と。

劇場版特典

それでは肝心の内容について触れたいと思います。

映画の内容について

前編の予告で作画が改善されたかのように見えたのですが、どうやら目の錯覚だったようでほとんどTV放送時のままでした(泣)

特に気になったのは下記の3点

  • 対クレマンティーヌ戦で新作カット無し
  • シャルティアの血の狂乱モードがそのまま
  • シャルティアと戦士化したアインズが打ち合うアニメがループ

これはホントにガッカリ。

全部アニメ放送時に突っ込まれていた箇所なのに全然直ってない、劇場版なのに。

しかも2期をやるならブレインは重要キャラなのに全く掘り下げられてないし、シャルティア洗脳の流れもファン以外には絶対に理解不能。

イメージカットの連続だけではシャルティアが謎の集団に洗脳されたからアインズが戦って倒す、しかも何故か一人でっていう内在的論理が伝わりません。

どうひいき目に見ても予備知識無しで見たらドラマが破綻しているとしか思えないです。

唯一興味深かったのが、ツアーがリモートコントロールしていた鎧が登場したカットですね。ほんの2秒くらいなので見逃し注意です。

やっぱりファンの熱が冷めないよう大人の都合で無理やり入れ込んだのでしょうね。

まさに尺を短くしてつないだだけの作品なので、人に勧める事は出来ません。数時間長くてもアニメを勧めた方がよっぽどマシです。

映画のラストでザリュースの後姿が映ってアニメ2期が告知されましたが、クオリティが低予算見え見えの1期と一緒だったらマジでガッカリですね。

ぷれぷれぷれあです

これに対して特典映画のぷれぷれは相変わらず面白かったです。

エンディングで2期告知をする関係で本編の前にぷれぷれが上映される変則的な流れになっていたのは新鮮でした。

後半ぷれぷれはパンドラズアクターとプレイアデス、その中でもシズにフォーカスが当たっています。

創造主の影響か、宝物庫に引きこもりのせいか、アッパー系コミュ障のパンドラ。

ナザリックの中で微妙に浮いている事を相談されたアインズはパンドラに愛されることを教える為、猫に変身することを命じます。

猫になったパンドラの面倒をプレアデスに任せる事によって、愛され感覚を養おう、という訳です。

エサとしてエントマが用意したゴキブリ山盛りを与えられましたが、危ないところでスルー。

しかし、その直後に出された缶詰を丸ごと食べるシーンは分かっているけど笑えました。

こういうベタなギャグでも声優の演技が上手で、テンポがいい楽しいんですよね。

本作のキモは何といってもパンドラズアクター役の宮野真守さんの怪演ですが、それだけでなく大事なのはちょっと健気なシズです。

ちなみに映画館で気づいてしまったのですが、実はこれとよく似たエピソードを持つアニメがあります。

それはtheビッグオーのAct:08 Missing Cat(捨て猫ペロの真実)です。

捨て猫ペロの真実

R・ドロシー役がシズで捨て猫がパンドラズアクターってワケ。

普段はあんまり心を開かない感じの少女がペットには心を開くっていうのはベタなテーマですが、オバロ風の変奏曲は楽しかったです。

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正直、円盤付属のぷれぷれや漫画付属のドラマCDには違和感があったのですが、アニメや劇場版のぷれぷれは出来が違う気がします。

クレジットを読めばどなたの仕事か分かるかもしれませんが、流石にそこまでチェックはしきれませんし・・。

ともあれ、今後のいちファンとして後は8月の新刊を待つだけです。

また、角川的には円盤にも丸山くがね先生のオリジナル特典小説を付けると思われるので、これも手に入れるつもりです。

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