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ブレードランナー2049

映画

ブレードランナー2049を見る前の注意と感想|リバイバルについて思う事

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一部の濃い人達の間でだけ話題となっている本作、映画のクオリティは半端ないのですが興行収益が振るわないのも当然という感じです。好きなんだけどなぁ。

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ブレードランナーと言えばありとあらゆる作品に引用されている位の超名作映画。

未来イメージにこの作品の影響を受けていない作品は無いと思われるくらい。

実際、私もオタク教養として学生時代にVHSでチェックしました。ノーマル版と完全版の両方ですね。

その時の皮膚感覚的としてはちょっと上の世代の人たちが高く評価する作品、というのが正直なところ。

そんな作品が21世紀になって続編が作られたと知って見に行ったのです。

映画を見る前の注意

実は本作を見る前に必ずといっていい程チェックしておかなければいけない作品があります。

それは1982年のオリジナルのブレードランナーと2049の前日譚であるブラックアウトです。

ブラックアウトではレプリカントが核兵器によるEMPアタックと物理的な爆破によってデータセンターを破壊するエピソードが描かれています。

これを見ておかないとブラックアウト以前の情報が見つからない、という2049の作中セリフがピンとこないでしょう。

ブレードランナー2049の感想

アンチクライマックスに結論から言ってしまえば、個人的にはかなり好きな映画!

上映時間が160分もあるのですが、全く中だるみを感じません。

映像はほとんどすべてのカットが芸術的で、めちゃくちゃ凝りまくっています。

全てが美しい・・・本当に凄い映画ですよ。

作品テーマも重層的でエンドロールを見ながら色々と考えてしまう位。

だからこそ、ハイコンテクスト過ぎて多くの人にはアピールできない作品であるのは仕方がない。

公開開始から1週間ほどが経って、興行成績が振るわないというニュースが流れてきましたが、監督的にも予想通りなのでは?

わかる人だけ分かってくれ、という思いが伝わってきます。

何しろ前作を見ていないと凄さが分からないという超不親切仕様です。

おじいちゃんになったデッカード(ハリソン・フォード)とか若いままのレイチェルとか、こんなの作中解説も無いのですから、前作を知らなければ面白さが分かるはずがない。

うーん、売る気はあんまり無いんだろうな。

SFとしての新しさはあるのか?

正直、最初のブレードランナーが登場した時のような大きなショックはありません。

人工知能もホログラムも人造人間(レプリカント)も記憶や魂の存在証明も全てこれまでのSFがやりつくしたテーマだからです。

作品中、丁寧に描いてはいるけど、これからのSFに引用されるような画期的なテーマは2049に見られませんでした。

SFクラスタでは何度も語られた事ですが、現実がSFアイデアを実現してしまったり、SFを超える現実がやってきているからです。

フィクションでどんなセンスオブワンダーを語るのか、というのが一番苦しいところでしょう。

だから2049ではイメージよりも情緒に寄った作品作りをした。

面白いな、と思われるSFはたいてい最先端科学やら分析哲学やら宗教の教典からアイデアを取ってきているので、元ネタの方がよっぽど面白いのです。

昔のSFは文章が粗くても読ませましたが、今はアイデアだけで読ませるのは無理ですね。

リバイバルについて

近年、リバイバルがブームになっていますが、これは単にアイデア不足になったから、とは言い切れないと思っています。

世界的に先進国はどこも少子化で、若い世代は数が少なく経済的余裕も無い。

※ヨーロッパでは人口が増えている、といいますが、増えているのは移民の子だけ!!

日本にしてみれば、今の20代はモダンの世代の半数しかいませんからね。

だからボリュームゾーンとして若者を狙うのはビジネスとして美味くないワケです。

多少財布に余裕があって数が多い世代を狙い撃ちにするのがビジネスとしては正しいでしょう。

だから、その世代の人間が過去にハマったものをリバイバルする。

ネタうんぬんよりも、経済的な理由で過去作がリバイバルされているのは間違いないと思いますね。

新作を作っても数字の予想が読めないのでしょうね。ましてやSFなんて好事家以外は見ないから地雷の可能性が高すぎます。

ともあれ、本作をみるのなら、最初に1982年のブレードランナーを見てからyoutuebのブラックアウトを見てからにしましょう。

ブレードランナーについての基礎知識無しで見ても面白さが伝わりづらいレベルの不親切映画なので注意!

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