隔週連載になりましたが、そのおかげでクオリティが保たれているようです。
16巻も安定した面白さでした。
16巻は129話のカレーな日から137話の現世神曲まで。
ほぼ全部のキャラクターがいい感じに出番を割り振られていて、
かなり満足です。
組織の中間管理職漫画から、古典系あるある漫画へと方向性が
シフトしていますが、今回は更にパワーアップ。
本巻の地獄あるあるネタとしては、病人を休ませない人が落ちる地獄が登場。
当然のようにブラック企業はアウトです(笑)
そして、魔女ネタ。
結構微妙な年齢なのに魔女っ子ものに出演する事になった
ピーチ・マキですが、参考のためにと呼んだリアル魔女が
かなーり微妙(いい意味で)。
いつもだったら、御伽噺に出演した本人が登場するところですが、
今回のマジマル・マリン(独身)は当事者の知り合いの知り合いみたいに
微妙に遠く、また聞きばかりでカスってもいません。
その上ボケているのか痴呆なのか判断つきかねるところが
笑いどころなのでしょうか?
魔女をおしゃれにしたら、ジブリ作品に出演するような老女になったとか
好きなものを着ろとか、ホントに漫才ですよね。
この路線で進むならいくらでもネタがあるので、当分連載は安泰だと思います。
個人的には鬼灯の冷徹を知ったとき、これは10巻くらいで終わるかな・・・と、
思っていたのですが徐々に作品カラーを変えていって、
遂にはアニメ化に映画化まで!
あ、そうでした。
映画化といってもOADの先行上映を劇場で、という意味ですね。
昔はOVA(オリジナルビデオアニメーション)と言いましたが、
今ではOAD(オリジナルアニメディーブイディー)というのですねぇ・・・。
古参オタクが時代を感じる瞬間です。
先行上映は12月3日からみたいなので、私は見にいこうかな。
キンドル版も同時発売だけど、40円しか差がありません(汗)
やっぱりキンドルはコレクション用に使うのがベストで、
新刊を買うのには向いていないかもしれませんね。
キンドルのセールでもやってくれれば、過去作品をまとめ買いする
いいチャンスなんだけどなぁ。
せめて紙の本の半額以下になってくれないと両方買うのはちょっと
ためらいますね。
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