【JKハルは異世界で娼婦になった】感想と的外れな批判や誤読について思う事

jkハル 小説

Twitterで山本弘さんが批判していた事から存在を見つけた本作。これはかなり文学性が高いと思うのだけど世間の感想は違うみたい。ネタバレありでモヤモヤする点を整理してみました。

JKハルは異世界で娼婦になった、というタイトル通り本作は異世界転生のテンプレートに沿った「なろう系小説」です。

私はネット公開されている方を読みました。

※残念ながら現在は公開されていません。

物語の筋は単純。

小山ハルはどこにでもいる普通のJK。同じクラスの陰キャ男子の異世界転移に巻き込まれ、生活のために娼館で働くことになった。コミュ力と図太さを武器に、ハルは夜の異世界を生き抜いていく。異色の異世界転生小説、待望の書籍化!

オタク気質の男子の方は神様からチートスキルをもらって単純に無双し、主人公のハルはスキルをもらっていないので体を売って日々を暮らす。

ところが無能力と思われたハルは神様から超チートなスキルをもらってる事が最後に判明し、逆に調子に乗りまくっていたオタクの方は成長の限界が見えてきたことで落ちぶれていきます。

ハルは所属する娼館に降りかかった理不尽を力で解決。女たちを苦しめていた男どもはミナゴロシにされてハッピーエンド、という流れ。

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これだけの話だと、女をモノのように扱う男どもをスカッとぶっ〇してカタルシス、スカッとしたよねというだけの作品です。

実際、アマゾンのレビュー欄にはそういったイベントの筋だけを追っている人が多いですし、色々な理由でこの小説には価値がないという感想を言う人もいます。

異世界なのにシャワーが出てきたからダメとか、どんだけ浅いんだと。

私にしてみればどちらも作品の本質をとらえていないのではないか、と思えたので正月3日にこの記事を書く事にしました。

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物語のコアは男女関係の絶対的な隔絶

この作品に文学性が高いと思えたのは男女の一番愚かなところを抽出して生み出されたような二人。

もちろん、陰キャ男子(千葉)とハルです。

二人の間には絶対的な隔絶があり、どちらもお互いを理解しようとする気は全くありません。

陰キャ男子側

チート能力で浮かれた千葉は見ていて痛々しすぎますし、有能になった俺を認めろ、愛せと傲慢になっていくには見るに堪えないですね。

彼の興味は自分が圧倒的に強くなる事ですが、魔王を討伐しようとは考えていません。

チート能力の余裕で人生を楽勝で過ごしたいだけの小物なわけです。

言い寄って来た女の子に手を付けてもマグロだからという理由で大事にしなかったり、千葉にとっての女は全て道具、性欲の対象です。

彼にとってのハルは無能力ゆえに体を売っている最底辺であるにも関わらず、自分を認めない生意気な女。

でも顔や体は好きなので他の客をとらないよう奴隷(専属のメイド的なものと説明されていますが)として近くに置いていきたいという対象です。

ところが、成長上限が思った以上に低い場所に設定されている事を悟り、うなだれていきます。

魔王討伐どころか闘技場のトップにすら立てないのです。

一緒に異世界転生したハルが自分を認めてくれない事に憤りますが、ある程度の力はあっても何もなしえず、最後まで陰キャっぷりを克服できず女の上で転がされる最後です。

ハル側

これに対してハルは無能力を装って娼婦として暮らしていますが、その裏には明らかにチート能力の余裕があります。

彼女が貰った能力は今まで寝た相手のレベルや能力(スキル)を全て自分のものに出来るというもの。

無数の客、兵士や騎士達、闘技場のトップを相手にした事で作品中、最強の力を持っています。

ゆくゆくは魔王を凌駕しえる能力であることは作中で魔王本人の口から語られていますが、彼女にはその能力を生かす気は全くありません。

最後の最後で本気を出したのは、同僚が無残に〇されたり、仲間に危険が及んだからです。

彼女は世界を救える能力があるにも関わらず、感覚的な好き嫌いを重視し、娼館という閉じた世界で同僚たちと仲良く暮らしたいのです。

ハルは異世界転生前からウリをやっていたので体を売るという事に引け目は全くありません。

そもそも、どうして娼館が兵隊に徴用されてひどい目にあうようになったのか、優しい兵士が女をモノとして扱うように変貌したのか?

その根源が魔王との戦争にあるという事に全く考えが至らないのです。

ハルにとって直接の知り合い以上の世界は無いのと同じ。

男の辛さと女の辛さ

ハルにしてみれば、兵士たちが娼婦を道具の様に扱うようになってしまった事情など全く理解する気はありません。

だから簡単に殺してしまいますが、このラストの展開でカタルシスを得ている人が多くて仰天しました。

男側にしてみれば、これから戦争で殺し合いをしなくてはいけないのだから、戦争用マインドセットを作る為に「優しい兵隊さん的なマトモな人」でいられないし、売られているのだからお金で買うという訳です。

命がかかっている男側は体を売る女側の事情など考慮する余裕がないのです。

男性視点からしてみれば、男の群れの同調圧力が暴走しているように見えます。まさに地獄。

常に女側目線で物語が進んでいくので「抑圧されている女性という被害者目線」「それでもしたたかに生きていく女達」になりがちですが、読者なのに男側の地獄の存在に全く意識が向かわない人はヤバいと思う。

この関係を端的に表しているのが陰キャ男子とハルです。

二人は全く相互理解できません。

実はハルが異世界転生してしまったのは、トラックに跳ねられそうになっているところを陰キャ男子がかばったからです。

結果として両方とも死んで異世界転生するハメになった訳ですが、ハルは自分を助けようとしてくれた陰キャ男子が死ぬほど嫌いなんですよ。

命を懸けて助けてくれようとしても微塵も愛されない陰キャ男子辛すぎ。

理由はもちろんキモイから。

彼は男性視点から見てもキモ過ぎるので仕方無いっちゃ仕方無いですが、二人の関係が壊滅的に悪いのはお互いに理解しあおうという気持ちが微塵も無いからです。

これが本作のテーマだと思います。

異世界転生パロディだとか、テンプレ展開への批判だとか、世界観が雑だとか、エロシーンがあるとか、女が男を〇しまくってスカッとするとか、フェミニズムとか、女子会トークとか、それでも一生懸命生きているとか、そういうのは全て枝葉の部分ではないでしょうか?

なろう系小説について

正直、これだけのフックをぶら下げてエンタメの皮をかぶった男女批判をしている小説がなろう系で出て来るとは意外でした。

どの視点に立つかによって物語の解釈や評価が変わってきますが、個人的にはかなり文学度が高い小説ではないか、と思います。

しかもフックが多いから商業的に成功しているようです。

なろう系は文字数の制限が無いのでどうしても冗長になりがちなのですが、本作の様に1冊で完結する作品が増えてくれると今後も楽しみに思います。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    簡潔にまとめてあるので自分の中でモヤモヤしている所が少しすっきりました。ありがとうございます。

  2. 匿名 より:

    非常にわかりやすい感想でした。
    助かりました。

  3. 匿名 より:

    兵士という道具になるために他人を道具として使い捨てるようになった兵士たちですが、
    兵士という道具になるという目標は己たちで飛び込んだ場でもあったはずです。
    彼らに使い捨てられ死んだ娼婦がいる状態ではどうしても地獄度は比べ物にならなく感じます

    •   より:

      あほらしい、兵士になってないじゃん。 娼婦。
      命乞いしてみる? 死にたくないって。
      ワニのうじゃうじゃいる中におっことされるの。 かれらは、男だから。
      長く ワニを足止めできるからさ。 そういう能力を持ってるから。
      しかも、他人を守ってくれるのよ。 そういう能力だから。
      到底かなわない、誰もが死んでいく のが分かっても 「すごい、スキル持ち がんばってね 給料上げるね」と追いやられる。 金がないと自分たちが維持して、自分たちが築いた生息域の生産物なのに 手にもできない。
       そして、そのお金も「妻や子に」と要するに女に回収される。 町も作らない維持もしない女が 飯を食うのに服を着るのに、次の男をだますのに使う。 命乞いすると「うんうんごめんね、私たちにはスキルがなくて守ってもらうしかないの。性でだましてやるから 金は置いてけな。金が欲しいだけだからwww」で、追いやられる。
       ふざけんなーってぼうりょくふるったり、真の敵であるとして憎悪をぶつけたりすると、「手練れ手管でだまされないなんて 許せねぇ、趙静香セル用だましてきたのに! 奴らの生産物を丸っとだまし取れる仕組み、金の報酬を維持してるのに! なんてひどい奴らだ。男が騙されっぱなしで死んでいかないなんてひどい地獄だ ぶちころしてやる 奴らから奪ったスキルと 奴らの数を減らした数の暴力と、一方的にだまし続けた瞞着と冤罪の力でぶち殺してやる」 とのたまって実行する。
       作品を書いた人も、うんざりだろうなこりゃ。 いや、まさしく女を描けたと思って ため息つくのかな。

      • 匿名 より:

        とりあえずお前が女嫌いもしくは女に恨みがある男マンセーなのはわかったから頭冷やそうぜ、てかここの考察をまんま体現してるようなテンプレで草
        男は命かけてるのに女はかけてないから道具にされて当然って?人道のかけらも無くて身の毛がよだつね

  4. 匿名 より:

    記事はすごく分かりやすいですが、大半の読者が物語に求めるのはドラマです
    主人公達の変化や成長です
    記事を読む限り、その1番大事な部分が欠けてるように思います
    枝葉の部分が気になる人が多いのは、本筋がつまらないからです
    本筋が面白くて感情が大きく動かされれば、読者は細かい部分は気になりません
    ただ、マイナスでも人の感情は動かせるので、この作品に意味はあると思います

  5. 通りすがり より:

    人の感想を見たく検索してたどり着きました。
    読みやすい文章と納得いく感想テキストでした。
    特に『読者なのに男側の地獄の存在に全く意識が向かわない人はヤバいと思う。』は私の思い至らなかった箇所で気付きをもらえて良かったです。
    拍手ボタンやイイネボタンがなかったので、コメントで失礼します。

    • 匿名 より:

      配慮もなにも作中では 魔王 との戦争の矢面に立ち命を失う危険をおかしてまで国とそこで暮らす人々を守るため戦うのが男サイドですよというお話で
      現実でも人間社会の基本としていざ物理戦争になったら男が率先して銃を持つべしみたいなのはあります
      昨今の国家間の争いは経済や情報の戦争にシフトしつつありますし男女の区別は意味ないとも思いますが、物理戦争になれば最後は種の保存の理屈として女性を男性が守る構図になるのではないでしょうか。平時の配慮も確かに必要ですがこの視点の考慮は今作の考察で欠かしてはならないと思います。

  6. 匿名 より:

    作品の世界観において、男が女性側に配慮していないのに、女性側は男性の事情を理解して配慮すべきだって傲慢すぎません? 現実世界でも、男は女を蔑視しながら依存して一方的にケアを求めますよね。

    • 匿名 より:

      同じ状況でもこれがキモヲタではなくイケメンだったらイチコロだろう?
      顔だよ顔。
      女か男っつーか、人間はそもそも現金なもんだと思うがな、偉そうですまないが。

    • 匿名 より:

      じゃあ女が戦争に行けばって話になる。この主人公はチート能力のおかげでそれが可能だけど普通の女性はそうじゃないよね?
      戦前日本でも、行きたくもない戦争に何万人という男が行かされたんだよ。もちろん自分から志願した人もいるだろうけど、そうじゃない人だって多かったはず。それを女性って見ようとしてなくない?女が辛いのと同じように男だってそういう部分がある。男は肉体的に強かろうが精神的には女と同じかそれ以下に弱いよ

      • 匿名 より:

        戦争で辛いから女に当たります (男

        それはおかしい(女

        じゃあ戦争いけば(男

        意味わからなすぎてワロタ
        おまえ頭悪スギィ

      • 匿名 より:

        てか大体戦争を作り出したのは女じゃありましぇーん
        戦争がつらいとか女はそれをわかってないとか言うけど女になすりつけること自体間違ってる

        戦争を作り出した奴に言う話でし
        ょ?
        行きたくもない戦争に何万人も行かされたとか言うけど別に女が行かせたわけじゃないからな

    • 匿名 より:

      男は女を蔑視しながら依存して一方的にケアを求める と書いてあるが、それは同じく女性側にも言えると思うぞ。
      ならまずは自立して娼婦などという男に依存する職業に就くべきではない。自分の道は自分で切り開けという話になる。
      人間、生きている限り誰かに依存しなきゃ生きていけんのよ
      女はワタシ自分一人で生きてるって勘違いしてるかもしれんがな

      • 匿名 より:

        誰にも依存しないでいきていける人もいる。勝手に一般化すんなカス。

      • 匿名 より:

        なんで娼婦が自立してないことになるのか意味わからん
        別に自分の道自分で切り開いてるし
        どんな職業も搾取する側とされる側があり、言っちゃえば提供側と顧客側は依存関係にある。別に自分の道を切り開いていってると言えるだろ。娼婦が自分の道切り開いてないならどの職も自分の道切り開いてないね。だいたい娼婦は別に金銭のために身体を使ったサービスを提供しているだけで、別に精神的に客に依存してるわけではないしね。顧客と提供側という関係を依存と呼ぶ意味がわからない。どの職も依存してることになる。
        どんな人間も誰かに依存するなら独身で暮らしてるやつはなんなの?

      • 匿名 より:

        娼婦のなにが自立してないのか?芸人はどうか?商売人はどうか?職人はどうか?
        農民だって道具を全部自分で作ってるわけじゃない。社会で生きる全ての人間はある意味で自立していない。

  7. 匿名 より:

    命をかけて助命してくれた千葉を嫌うのはおかしいとも書かれていますが、男性らしい発想ですよね。

    人間関係は積み重ねなので、一度命をかけて助けようとしたから、たまにケーキや花束を買ってきたから、結婚生活以来数十年ぶりに「いつもありがとう」と言ってやったからなどなど、一事で一発逆転できるような単純なものではありませんよ。そういうところも女性の心を舐めているのだなと感じました。

    • 匿名 より:

      命の重さを舐め過ぎ
      死ぬかもしれない恐怖に直面したことないだろお前

    • 匿名 より:

      日頃の行いの重さをなめすぎ
      日常生活したことないだろお前

    • 匿名 より:

      ヤツの日頃の行いがどうだろうと人助けされたら感謝するのが筋だろ。まあこのケースじゃ失敗してるからなんともいえんが
      そんな思考ばかりしてるからAED使用を男性に躊躇われるんじゃないですか?
      あと痴漢を男性全体の問題にするのもやめて頂きたい。男性と性欲猿は別物なんで、同じ種として考えてほしくない
      ゲイとノンケぐらい違うって言えば伝わるか

      • 匿名 より:

        感謝と好悪は別問題でしょ。
        あの先輩に助けてもらったから感謝はしてる。だけど好きになれない。
        なんて男でも普通にあること。

    • 匿名 より:

      男だ女だ以前に、単純に、友達殺されたから復讐しました!スッキリ!くらいな感じでいいんじゃないかなぁ。
      忠臣蔵とそんなに変わらん。

  8. 匿名 より:

    コメントを見て「ああ、確かにそうだな」と思う反面、少し違和感を覚えました。
    千葉は文字通り命を懸けてハルを助けようとしたはずです。結果的には二人とも死んでしまいましたが、「一度命を懸けて助けようとした」のだからその行為は賞賛されるべきなのでは無いのでしょうか?
    二人が死んだ後の現実の世界の描写が無かったので推測するしかないのですが、仮に、二人が死んだ事件が世間に出たとしたら、千葉の行為は世間上で、SNS上で「勇気ある行動」と讃えられていたのかなあと想像します。

  9. ガクブル より:

    ちょっとした機会で知った作品で、どんな物なのか知ってから読もうなどと、軽い気持ちでレビューを見てしまいました。
    とても深い考察から濃厚な内容が伝わってきました。あまり軽く読めない内容そうなので自分は触らないことにしました。

    • 通りすがりの読み専 より:

      折角よい作品に出会っているのに読まれないのは勿体ないと思うので。

      良い作品です。
      描写はそれなりに丁寧ですが、読む速度を損なわない程度。
      読むにあたり最低限の情報は、始めに提供され、適宜必要な情報は追加されていきます。
      WEB版を一気に読んだ感想としては、読み易く少し続きが気になるもの。

      レベル感としては、そのものズバリライトノベル。
      中世にシャワーなどと、と言われている方々もいますか、魔法と植物の研究は盛んな設定なので、その辺を活用して上水道が整備されれば使えるもののはず。決定的な破綻とは私は思いません。

      主人公がそこら辺にいる娼婦、というところは他と違うかもしれませんが、主人公がチート能力で無双して、でもその後もそれまでと変わらない生活を続けるあたりは、典型的な『なろう』の『異世界転生もの』でしょうか。

      読み易いことは保証(私の保証など欲しくもないでしょうけど)するので、ぜひご自分で読んでご自分の感想を持ってください。

      私の個人的な感想としては、この騎士団のような精神状態や価値観で戦いを始めると、戦い自体が目的になってしまうのだろうな、というものでした。

      女性の人権など空気より軽い世界観ですが、主人公が『違う』と思った(そしてきっと読み手も『それは少し違和感がある』と思うはずの)事に、きっちり制裁を加えるところはスカッとはしますし、仇討ちや敵討ちは罪にならない世界観でもあるので、作中では正しい行いでの報復であり、きっとあの『オジサン』は魔王なので、先が気になる終わり方もしています。

      楽しめるとは思いますよ?

  10.   より:

    あなたの注目した要素が優れていると感じたから文学性が高いと判断しただけですね。
    テーマ性と文学性を履き違えているように思います。
    数行で述べられるメッセージやテーマというものは、それ単体では何の価値もないです。
    それに価値を付加するのが文学性です。
    文章力、設定力、構成力、表現力が文学性につながります。
    あなたは作者の答えを直接に近い形で受け取りその答えに感心しているだけで、長めのあらすじを読んだだけでも持てる感想を述べているに過ぎません。それは作中の引用がないことからも窺えます。
    薄っぺらい作りものの世界で繰り広げられる悲喜劇に文学性は宿りません。
    中世風の世界に特別な理由もなくシャワーというアイテムが飛び出る。つまり作者の都合でどうにでも変えられてしまうような都合のいい世界です。そんな世界では人の生き死にですら軽いものになってしまいます。
    設定とはそれほど重要なものです。読者に「何でもあり感」を与えてしまったらそこで終わりです。
    魔法が出てくるようなファンタジーだからこそ、魔法にははっきりとした縛りを与え、魔法以外の部分はリアルに描かなければならないのです。
    この作品を軽い気持ちで読む小学生向けの小説として見るのならシャワーに対する批判は確かに場違いです。
    しかし文学という言葉を持ち出すのであれば許されない粗悪な設定です。

    • 1000万部売り上げるマン より:

      文学絶対自信マンや・・・100万部作品クオリティの小説書いてそう。
      というか文学性って表面的にはこう見える一方で、読者に深く考えさせるテーマが内在している。くらいの意味で使ってるだろうし、文学性なんて読み手によってかわるからお前何言ってんの?って感じですよ。

      • タグ より:

        横レスだけど
        >表面的にはこう見える一方で、読者に深く考えさせるテーマが内在している。
        これを文学性だと捉えてるなら正直間違いだよ
        じゃあいくら文章力がってもテーマのわかりやすい小説は文学性0なの?って話だし
        文章が小学生レベルでも隠れたテーマがあれば文学性があることになる
        そんな馬鹿な話ないでしょ

        • 匿名 より:

          わかるwww
          私はどっちも好きです。
          つか文学性とか深く考えるためにはわかり易い話を読んでそれを基本として深読みをしていくというスタンスが必要なわけで
          同じものを読んで素直に楽しめる読み物であり、そしてそれよりも見解を深める知識がある人はもっと深読みできるってのが本来の姿かなと。
          つまりおとぎ話のように子供でも分かるけど大人になって聞くと更に深読みできる部分があるほどの広がりのある話。

          一見簡単な内容だからこそ、その話をあえて難しく考えるという遊びの一環だと思うのよね。文学って。
          暇を持て余した天才の遊びなのかと。
          だってその最高潮で賞とかもらってる話って一般人に受けないじゃんwww
          直接的には面白くないってことだろそれ。

      • 匿名 より:

        人それぞれ文学性の捉え方が違うという前提であれば、そもそもモダンさんの言う「文学性が高いのにそれが理解されていない」というのもおかしな話ですね。
        しかし文学性の捉え方が違っていても同じことなのですよ。
        モダンさんはそれこそ上辺のストーリーだけ話を追ってテーマを受け取り、それを評価しています。
        しかしその作品世界の空気感やリアリティを感じ取りながら読むタイプの読者にとっては、この作品世界はテーマを深刻に受け止めることのできないほど薄っぺらいものだったのです。
        この作品を小説として評価していない読者にとって、モダンさんの思う文学性を感じ取るには私の思う文学性が足りていなかったとことです。
        シャワーなど枝葉末節だと切り捨てるのはご自由ですが、シャワーを批判する側にはするなりの理由があるのです。

    • 匿名 より:

      否定することは別意見として構いませんが…

      貴方もシャワーにこだわり過ぎた返答になっている気がします。
      シャワーってそんなにおかしい概念ですかね?
      中世では存在しない。のは別に構わないのですが中世も現代も魔法自体存在していないうえに水魔法は基本五大要素で絶対に存在していますが…
      そこを考慮した意味合いでは、主人公のハルが自分の概念で水魔法装置を「シャワー」と表現しているだろうことは文章中の「スモーブ」ネーミングからも想像できる表現法かと思いますし、実際に「水魔法の魔石を使って水を噴射させ云云かんぬん」みたいな文章入れる意味ない気がします。
      それが伏線になるなら入れるでしょうがあくまでも「洗浄」に特化しただけの設備としての説明と用途でしか使われてないので。
      作者がそういう意図ではしょったかどうかは怪しいですがわかり易い表現だとは思いました。

      そして魔法描写ほぼ出てきてませんよこの話。
      どっちかというと剣と魔法で言うなら剣の方で「スキル」がメインかと。

      小学生向けというのはとてもわかり易いと思いますww
      言語は小学生向けの優しい文章だけでの構成で過剰な中二臭さがなくて読みやすいなと思いました。内容が過激な分不思議な感覚です。

      私の概念では「精巧」「粗悪」の違いは文章においては「好み」かと。
      粗悪とまでいう作品でないものにその判を押したということは好みでない部分が存在したということではないかと思います。
      作品は読まれてなんぼです。
      ラノベではさらにその傾向は強いです。
      本当の純文学と比べるなら粗悪でしょうが楽しめる部分を探すのが自分の貴重な時間を割いて読んだ作品に対しての人生の楽しみ方かと思います。

  11. タグ より:

    てかさ
    主的には最後皆殺しにする部分はどういう解釈な訳?
    これがあるせいで女性の持つ悲しさや業のようなものを
    主のいう文学性やテーマとともに全て吹き飛ばしていると思う
    従来の男女の関係を壊した先にあるものを見せるというのがテーマなら納得できるが
    主の言うテーマなのにこのラストにした理由は何?

  12. 匿名 より:

    ぶっちゃけると、与えられたチートがあるけど世界のために使いたくない閉じた世界に生きたい主人公はハルに限らずなろう系にはよくいるけどな
    序盤での最底辺(仮)主人公ってのも物珍しくない
    追放オッサン系統やスローライフ系統みたいなのもそう
    そこに女主人公・娼婦って要素が加わったから特殊に見えるだけな

  13. 健太 より:

    男側にしてみれば、これから戦争で殺し合いをしなくてはいけないのだから、戦争用マインドセットを作る為に「優しい兵隊さん的なマトモな人」でいられないし、売られているのだからお金で買うという訳です。

    命がかかっている男側は体を売る女側の事情など考慮する余裕がないのです。

    だからさなんで男側の戦争マインドを作るために女がモノとして扱われなきゃいけないの?女が戦争を作り出したわけでもないのに。そうやって戦争だから女性はぞんざいに扱っても良いという思考を正論にしようとする思考がクズすぎる。
    女性が作り出したわけでもない戦争のしわ寄せを女性に受け止めろって言うのは本当に意味がわからない理論だしクズすぎる。

    • 匿名 より:

      男性からしたら売ってるものを買っただけだし金払ってるのにそれでもクズすぎると言われても困るだろ
      確かに戦争は女性が作り出したわけじゃないが兵士たちも戦争を始めた当人ではないのでしわ寄せ受けてるのは一緒じゃないか?

  14. 匿名 より:

    面白い記事でした。
    私がこの作品に惹かれる部分と
    気持ち悪くて読んでいられない部分
    両方がしっかり説明されていました。

  15. 匿名 より:

    シャワーがどうとか、その程度で評価を下げることはしない。
    なろう小説だしそれはそういうものだと割り切って読める(まあ、SFみたいなもんだなと)

    ただ
    コメント欄にもあるけど、「閉じた世界に生きていく」っていうのはやはりなろう系ではよくあることで別段珍しくないし、
    普通に読んでいけば根底に男女批判があるのも読み取れるが、
    それが文学性が高いとは俺は思えなかった。

    たぶん
    こういう系統の小説を始めて読んだ人には衝撃があるんだろうな、と。

  16. 文学マン より:

    一言で言うなら下品な作品。
    娼婦だから下品という訳ではなく、オタクの思う都合の良いエンタメ世界としてのなろうが溢れている現状を逆手に取って、オタクが自身の快楽のために消費していることを消費されている側の視点で見せることで反省や理解を促そうとしていることが下品。

    骨格としては、よくあるアンチなろう作品の1つだと思う。
    既存の王道としてのなろうとは違うこと、反することをするので、目立ちもするし一見すると新しくも見える。
    しかし反なろう作品的ななろうを作るというコンセプトは冷静に読むほど、なろう世界である必要性を感じないし、自分を見知る他人が存在しないことによって、本来ならばキモオタと寝れば仲間からハブられたりと都合の悪くなる展開がなくなり、転生者にとって都合のいい閉じた世界になってしまい社会性が失われる。

    この作品では(なろう作品は大半がそうですが)多様性に欠けた個と個の繋がりで完結しており、それを社会とは言いません。
    つまり、転生者である彼らは男女間に関心がないばかりでなく、他者ひいては社会そのものに関心がありませんので、根ざしているものが幼い自分自身しかないわけです。
    主役だけでなく、モブも似たり寄ったりのキャラばかりで多様性がなく、世界の広がりを感じません。
    勘違いしている人が多いのですが、物語や設定というのはゴチャゴチャした魔法やボスキャラがたくさん練りこまれているのかというのは瑣末なことで、登場する主役からモブに至るまでのキャラクター達がどういった精神で生活をして、生きるための葛藤や自己肯定をしているのかを設定や世界観と言うんです。
    少なくとも文学というのはそういった人間の生活を的確に表現できている、ということを表す言葉ですので、この作品は文学足りえません。

    なーロッパのスラングが表すように、うわべだけの世界観や設定だけで中身のキャラクターが薄いという作品と変わりません。
    こちらは転生先の世界もキャラクターも作りこみも甘いです。
    今までのなろうには存在していなかった、女を消費してきたオタクにとっては耳の痛い男女の立場逆転モノの男女批判作品というコンセプトだけで成立しています。
    フェミ視点からAV作ったらどうだろう、のような立場を逆転させれば面白いだろうという思いつきレベルの作品です。

  17. 通りすがり より:

    最後のチート祭で、「ああ、この作者、才能ないわ」で終わる。とりあえず、この主人公の姉は頭緩いそうですが、このハルも随分と緩いです。友人はコイツがちょっと考えれば助けられたでしょう。少なくともこれだけチート祭なら簡単でした。冷静でも何でもなく、単に現実逃避、思考放棄しているだけです。良かったね、チート能力もらえて、現実のままなら行くべき場所は限られていたでしょう。そして可哀想、当て馬の群馬君。いや、書籍版が同じ展開なら早川書房の今の編集は戦闘力5なのだろうね。ゴミです。

  18. 通りすがり より:

    ホントに異世界に行く必要が無い。シャワーは最悪、単なる水だとすれば、水を上に持っていけばいい。鍛冶場の近くとか、火の魔法で温めているとか、ローマみたいな水道があるとかでもいい。でも、そんな表記もない。表現不足表現不足とにかく不足。漫画にしてもらって正解。エロ漫画としてなら需要はあるかも。展開はクソなので1話2話で十分です。

  19. 匿名 より:

    まさにコメント欄があなたの言う隔絶を表現してますねぇ笑

  20. ブロントさん より:

    戦争マインドセットのためとはいえ娼婦の命を奪った。
    娼婦の友人のハルはそれ故に兵士に「報復した」。
    町の法律で「仕返し」は違法じゃないと作中にあった。
    それだけなんでしょうね。
    まあ、それにカタルシスを感じても良いし感じなくても良い。

    管理人が言うように、ハルもチバも同じ地獄にはまってるんですよね。

    作中の救いというべきか、老練の剣士が現場を調べて復讐者ハルのところに来た。
    剣士は「地獄の仕組み」をよく理解していて魔王を倒そうとするし、ハルにその能力を見出している。
    ハルにもっと広く世界を見てほしいと事あるごとに言います。

    あとスモーブの喫茶店のように、ハルの行動で少しずつだけど社会が良い方向に変わる感じがします。
    チバも調教されて良い方向に変わる可能性をにおせています。
    絶望だけではなかった。良い作品です。

  21. 匿名 より:

    シャワーは全く気にならなかった。

    知識チートの話である程度説明されてたと思うけどね。

    異世界転移も初回じゃない描写も有ったから、シャワーぐらい有ってもおかしくないでしょ。

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