デスクワークと腰痛は切っても切り離せない関係です。腰痛にならないよう椅子選びが重要となります。コクヨの新型オフィスチェアに大きな期待を感じたので実際に買ってみました。
ちなみにこの度発表されたコクヨの新型オフィスチェアはing(イング)という名前です。
ing(イング)とは何か
この椅子の画期的で凄いところを一言で言ってしまえば、揺れるオフィスチェア。
詳しくはこちらの公式動画を見てもらえばわかりますが、椅子の座面自体が上下左右に動くので体全体でデスクやモニタに向かう事が出来るのです。
おまけにこの揺れる椅子を使って仕事をすると下記のメリットが得られるとの事。
- ingに座っているだけで通常の椅子に比べて8割の人の肩の筋肉が活動している。
- ingに座っているだけで5割の人の腰の筋肉が活動している。
- 座っているだけでカロリー消費がある。
- 4時間のデスクワークでウォーキング1.5km分、おにぎり換算だと半個分の消費。
- リラックスして集中できるようになる(7割の人のα波、6割の人のβ波が増加)
- 創造的なアイデアが出やすくなる。
箇条書きにしましたが、体を固定するだけでなく揺れながら仕事をする事でリラックスし、集中力が増し、動いた分カロリーも減るという訳です。
怠け者の私には座るだけで運動できる上に腰痛対策も出来るという事で、上記の動画を見た時点絶対に買おう!と心に決めました。
オフィスチェアを買う前の注意
オフィスチェアは毎日長時間の使用が前提となります。
そのため、自分の体と相性が良いか確かめる事が重要です。
会社の椅子に文句は言えませんが、自分で使う椅子ですから試乗というか、「試座」しないで買うのは危険です。
実際、私が今使っている椅子は大塚家具で買ったそれなりの値段のするオフィスチェアですが、何脚も試してから選びました。
そこで、まずは展示会や実店舗で座ってみてから買う事にしました。
ingに座ってみた感想
この記事を書いた時点ではingを体験出来る場所は限られています。
この記事を書いている頃、ちょうどコクヨ本社は展示会中で、大口法人でないと使えなそうですし、大型家具店にも入荷はされていません。
そこでコクヨのホームページの情報から、一定期間だけingを置いているというコワーキングスペースに行く事にしました。
場所は渋谷のコインスペースです。
コインスペースは席さえ空いていれば15分100円で使える仕事場です。
前日に予約を入れれば、席のキープも可能ですし、渋谷駅からのアクセスも容易なのでおすすめです。
まずはingに座れるスペースが空いているか受付で確認してチェックインします。
なお、この記事で使われている画像はコインスペース様の許可を得て撮影、ブログ記事にしています。
ご快諾、ありがとうございます。
早速席に行ってみると、広いデスクですね。
そして、あった!
これがリアルingです。
外見からは一般的なオフィスチェアと全く変わりません。
早速座ってみます。
残念ながら自分で座っている画像を取れませんでしたが、確かにグリグリ動きます!
普通のオフィスチェアは前後に座板がスライドしてもポジションを決めたら動きませんし、構造的には左右に傾くことはありません。
ingはバランスボールに座ったように揺れるので、微妙にポジションを変えながら作業するのに向いていそうです。
しかし、バランスボールとは違って腹筋への負担はありません。
あまり知られていない事ですが、慣れない人が長時間バランスボールに座って仕事をすると、腹筋を酷使し過ぎて腹痛がおきる事があります。
しかし、ingではそのような副作用はなさそうです。
これは気に入りました!
イングを買う方法
法人の場合は商社に頼む等、会社と付き合いのある納入業者に相談すればいいのですが、個人がingを買うのに最も手早く楽なのはアマゾンです。
実際、私はアマゾンでポチリました。
アマゾンで購入すると、次の日にコクヨから納入日時や搬入方法の電話確認があります。 ある日突然届けられて困る!という事はありません。
納期的には1週間程度かかるので、まだ自宅に配送されていませんが、今後はしばらく使ってみてからの感想を後編としてあげたいと思います。
追記
kaggでもイングの取り扱いを始めました。法人はもちろん、個人でもオフィス家具全般を手配するのには最適なサイトだと思います。
オフィス家具に関してはアマゾンより安くてラインナップも多いですよ。
正直、これはかなり期待できる椅子ですね。
これまでに10万円をこえる椅子を何脚も買い替えてきましたが、どれもアーロンチェア的なものばかりで違いがほとんど感じられませんでした。
ヘッドレストとかアームレストとか、メッシュだとか、腰の部分のアテとか、細部にしか違いがありません。
エライ人が座っている椅子にはレバーであちこち動いたり、いろんなパーツが付いており、羨ましく思いましたが、実際に自分で使ってみて分かったのはほとんどの機能はもたれ掛かる時しか役に立たないという事です。
作業の時は前傾するので機能としてほぼ不要です。
その為、ハイエンドなオフィスチェアのオプションを全部つけてもノーマル状態と使用感が変わらない、というのが私の本音となります。
しかし、ingは全く違いました!
座って即、これまでのオフィスチェアとは違う椅子だと体感しました。
あとは、実際の作業の際の使用感がどんなものか、という点が重要となります。
ネットニュースでの発表を知ってからポチるまで3日程度ですから、衝動買いと言われればその通りです。
もしかしたら届いて一週間もしたら買った事を後悔しているかもしれません。
実際の使用感はどうなるのか、後編に乞うご期待。
後編はこちら

コメント