オタク界隈はファッションに気を遣わない傾向があり、私もその一人ではあるのですが一つだけこだわりのアイテムがあります。そこで私が使っている実用性とクオリティに特化した一生ものの時計を紹介します。
機械式高級時計を選ばない理由
高級時計としてロレックスやオメガ、パテックフィリップ等の海外製機械式時計がありますが、つねづね価格と実用性のバランスが悪いと思っていましたし、実際に着用して確信へと変わりました。
例えばロレックスの有名モデル、デイトナサブマリーナーは定価で70万円以上しますが、実はかなり時間がズレます。自動巻き機能があっても毎日着用しないとダメなのです。
その面倒臭さが機械式時計の良いところだと言われていますが、正直メンテフリーでない時計など使いたくないです。
スマホや携帯が無い時代ならともかく、現代人にとってロレックスに代表される機械式時計を日常使いにするのは面倒でしかありません。
ファッションや財力の誇示以外の理由で高級時計を買う理由はないはずです。
また、中古でも値崩れしづらく、現金化しやすいという理由もあるようですが、この場合は時計ではなく時計の形をした資産ですね。
腕時計に求める機能
そこで、私が腕時計に絶対に備えておいて欲しい機能としては下記があげられます。
- 充電しなくても良い
- 時間がズレない
- 故障しない、故障しづらい、ノーメンテ
- 耐水・耐衝撃など十分な耐久性がある
- カレンダーが付いている
- 暗いところでも視認性が高い(ライト付き)
これらを踏まえた上で、高級時計としてのブランドや最低限のクオリティを求めた結果、私は下記の時計を選んで使っています。
カシオのMRG7700を選んだ理由
まずは、上記の機能を全て備えた上でベルトだけでなく、本体までもチタン製で軽いのが重要です。ステンレスは重いですし、皮はめくれてヒビが入ってくるので個人的には避けたいところです。
この時計は価格的にも20万円以下で手に入りますし、ビジネス使いにもなります。
もちろん、袖口から時計をチラ見せする事が営業マンとしてハクが付くような職業の場合はカシオでは嫌がられるかもしれませんが私のようなネット関係だとこれで十分です。
むしろ、私が所属する業界的には腕時計を付けている人の方が少ないので腕時計の価格で人を判断するようなビジネスパーソンに会った事は一度もありません。
またジーショックのMGRシリーズでなくても、セイコー、シチズンの電波ソーラーを選べば数万円で機能面を満たした上で一生使えるレベルの時計が手に入ります。
後はデザインや材質の好みだけです。
カシオを選んだ理由
カシオと言えばジーショック(G-SHOCK)という位、安くて丈夫な時計を作るイメージがあります。
これは確実な裏付けがあって、米軍など軍隊関係者がチープカシオを使っている事は良く知られています。
海外のニュースサイトでも数十年ぶりに見つかったカシオが動作したという記事がありましたし、カシオ=頑丈・機能的というブランドイメージは確立されています。
その反面、バンドが樹脂の場合は長く使っていると加水分解でボロボロになってしまうとか、安いというイメージも付きまとっています。
そこでジーショックの中のハイブランドであるMR‐Gを選んだわけです。トヨタではなくレクサスを選ぶイメージが近いです。車はもっていませんけれども。
最後に
腕時計の市場はさほど大きくありませんが、実用派とブランド追及派、年相応の時計なら気にしないよ派などいくつも意見が分かれています。
最終的には自分の好みによってチョイスするのですが、そこでガタガタいう人は相手にしなくてよいと思います。
趣味人は趣味人同士の集まりで時計のムーブメントや希少性を競えばいいですし、価格でマウンティングするのはダサすぎます。
結局はどんな時計でも長く使い続ければ愛着がわくので、旅行先で紛失しても痛くもかゆくもない使い捨て時計ではなく、長く使えるものを選ぶのが良いと思います。
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