ようやく原作5巻までのエピソードが終了しました。これから怒涛の展開が予想されるので放送日が楽しみです。
7話はともかく、8話9話は作画と演出がかなりクオリティ低下しており、流石に文句の一言もつぶやきたい気持ちを抑えられませんでした。
前回、今回と作画演出全部酷いといわざるを得ない・・・。
ぷれぷれだけが癒しでした。
原作・映画・円盤と全部成功しているのに、
コストはいったいどこにかかっているのかな(汗)#オーバーロードII— モダン@ (@kouchallenger) 2018年2月27日
原作の筋を追うのが精いっぱいでアニメーションとしてはお話にならないレベルだったと思いますよ。むしろ原作を忠実にシナリオに落としてドラマCDにした方が盛り上がりそう。
しかし、9話は大分良くなったと思います。
サキュロントとクライムの戦いはかなり新鮮な映像でしたし、マジックアイテムを使って罠を解除したり、剣で床をつつきながら警戒して歩く描写にはたまらないものがあります。
ただ、どうしても小説の描写を上手く消化出来ていなくて、ターン制バトルみたいになっているのは今後どうにかして欲しいところです。作画云々の話では無くて演出技法の問題なので解決出来るハズ。
それと、ロードス島戦記から映像テンプレが出来たファンタジーアニメですが、かねてより魔法と剣術ばかり描写されていて、ダンジョン探索の描写がおざなりなのが気になっていました。
地味~に「10フィートの棒」をやって欲しいわけではありませんが、ファンタジーアニメの主人公は罠にかかりすぎ!
落とし穴に落ちたり、巨岩に追われたり、爆発するような罠が発動したら全滅なのに用意しなさすぎて怖い。
だから「盗賊がいない探索は危険」という今回の描写はかなり貴重だと思います。
引きが凄い
エンディングの「引き」が予想を超えていました。
正直、5巻ラストと同じようにアインズが来ている事を告げられてセバスが動揺するシーンで終わるかと思っていたら、まさかのラナー!
エンディングのイラストと合わせて「入り」が予想外で最高でした。
やっぱりデミウルゴスと繋っても不自然ではない布石を打つ為にはここら辺でハッキリと暗黒面を強調しておいた方が良いという判断なのかもしれません。
実際、6巻ではデミウルゴスが「セバスからの報告で気になる人物がいるので会いに行く」と言っていますし、アニメだけを見ている人でもラナーの事だと気づいてもらう為には必要な事だと思います。
そして重要なのが、この描写をクローズアップするということは3期があるのではないか、という事。
続きを作る気が無ければわざわざ入れないと思うのですよね。
何しろ6巻のラストはアウラの「次は他の国かな」ってセリフです。
マッチポンプで裏から王国を支配した後でこのセリフ、めっちゃカタルシスを感じました。おそらくアニメ2期のラストも同様になると思われます。
既に円盤は3枚とも予約しているから頼みますよ~。
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