先日、はじめてオーバーロードの感想をゆっくり動画で作ってみました。動画編集初心者がゆっくり動画を作るとどんな事がおきるのか、実体験をお伝えします。
動画に挑戦した理由
かねてより薄々感じていたのですが、最近はブログ記事よりもyoutube等の動画で調べ物をする人が増えているようです。
感想ブログよりも感想動画の方が需要が多いみたいですし、何よりも実際にコメントが付けやすくてファン同士の交流が活性化されているようです。
動画作成が2chでいうところのスレ立てみたいな感じですね。
このブログでも真似をしたいところですがブログのコメント欄を簡略化して、書き込みが即座に反映するように設定するとスパムが凄まじい勢いで書き込んできます。
スパムをブロックするとコメント書き込みが面倒になるので活性化しないジレンマ。
そこで私もブログだけの活動から一歩踏み出して、動画に挑戦したのです。
実のところ、これまではブログ記事をテキストスクロール&読み上げ動画にした事は何度かありました。
しかし、基本的にはブログ記事を読んでもらいたいがための動画です。
そこで今回作ってみたのはある程度「型」が出来ていて、無料作成ツールが配布されているゆっくり動画です。
実際に出来上がった動画はこちら。ニコニコ動画とyoutubeにアップしました。
ゆっくり動画作成で大変なところ
最初にゆっくりムービーメーカー3をインストールして使いこなすまでに時間がかかります。公式サイトや有志の解説動画などもあるのですが、フリーソフトなので動作が一定しません。
※タダで使わせてもらっているのですから文句を言うつもりは一切ありません。
私の場合、どうしてもAviUtlへの動画出力が上手く行かず苦しみました。
結局は問題解決しないまま、ゆっくりムービーメーカー上で作成した動画を別の画面キャプチャソフトで録画する力技で対処することに。
初心者だったらソフトの設定でかなり時間をとられる事間違いなし!
設定動画を見ながら同じように作業してもPCの環境が違うので画面通りに進まないのです。
実際、ゆっくりムービーメーカー3の解説記事では、最初の動画を作り終わるまで1週間~2週間はかかると書いてありましたから、簡単ではないというのは本当ですね。
とはいうものの、私は7分の動画を作るのにだいたい20時間で済みました。
既に書いた記事をゆっくり動画にしたので、新たにネタを考える労力が無かったのが作業時間短縮につながったと思います。
操作方法について
正直、全然使いこなせていません。
下記の4つの基本的な機能の一部だけで初動画を作りました。
- ゆっくり設置
- 音声やりとり
- 背景設置
- 背景BGM設置
本当ならゆっくりに動きを付けたり、表情変化、字幕の設置、効果音など様々な機能があるのですが、タイムリミットが近づいていたので習熟する余裕がありませんでした。
とにかく、オーバーロードをテーマにしていたので、12話放送前までにアップしたいと思ったからです(汗)
コメントで指摘されていたBGMの音量や字幕の設置に関しては、分かってはいたのですが、どうしても直しきれず投稿しました。
内容についてもハーメルンとアルカディアを間違えていましたし、次回は指摘箇所を修正するつもりです。
今後は上手いゆっくり動画を参考にしてクオリティアップに励みたいです。
動画作成のモチベーション
ブログは運営歴がそれなりなので、アクセス数やたまに書き込まれるコメントが記事の存在価値の証明になります。
ちなみに頑張って書いた記事でも検索上位に表示されないとか、上位表示してもアクセスが無い場合はサイト全体の評価を落とすので泣く泣く削除することになります。
動画の場合、再生回数がブログの閲覧数に当たるのですが、コメントの付き方が全然違います。
特にニコニコ動画では3日で2000再生を超え、80コメント以上をもらいました。
賛否両論ありますが、反応がこれだけあると凄いですし、評価してくれるコメントを読むとメチャクチャやる気が出てきます。
このレスポンスの速さや距離感が動画作成者のモチベーションだったのですね。ニヤニヤしながらコメントを読んでました、我ながらキモイ。
応援が凄い
ニコニコ動画でいきなりこの再生回数に達したのは動画のクオリティが高かったからではなく、奇特な人が広告を打ってくれたからです。
広告のせいで露出が増えて再生してくれる人が増えました。
ニコ動に対してyoutubeの再生回数が少ないのはアカウント運営歴が短くてサイト内検索でもなかなか出て来ないからです。コレが普通。
そういった意味ではわざわざ初心者の動画にお金をかけて広告してくれた人には感謝しかないですね。
最後に
動画制作は時間と手間が凄くかかります。
単なる報酬目的だけでは到底続けられるものではありません。
※2000再生で50円w
動画を作成すること自体に喜びを感じられる、動画を見てくれた人達の交流の場になる事がうれしいといったマインドが無いと上手く行かないと思います。
ファン動画の多くはわずかばかりの報酬目当てなどではなく、自分の好きなものを知ってもらいたい、共感を得たいといった気持から生まれているのでしょうね。
今後は私もそういった場に参加していくつもりです。
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