30代独身男がダイエットのためにプチ断食をした結果【効果】

使ってみた

読者の皆さんの中で24時間以上、水以外は何も摂取しなかった経験がある人はいるでしょうか。ダイエットのために3日間のプチ断食をした結果について紹介します。

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プチ断食を始めたきっかけ

私が知る限り、社会人になってから体重増加に悩んでいない人はほとんどいません。

大抵の人は学生時代よりも太ってしまっている事でしょう。

かく言う私も大学時代は体重55kg~58kg程度で推移していましたが、就職した途端65kgまで太ってしまったのです。

もっとも自分的には身長と体重のバランスから言えば65kgという体重はそう悪くないと思っていたので、ここ数年はずっと65~68kgの間を維持出来ていました。

ところが、ここ数か月の間になんと70kgをあっという間に超えて、今では71.5kgになってしまいました。

そこで痩せるには食べなければいいという考えからプチ断食をしてみました。

プチ断食のスケジュール

スケジュールは単純です。

断食開始の前日の夕食に準備食としてレトルトのおかゆを食べます。

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その後はお湯か水だけで摂取し、最低でも72時間は何も食べません。

72時間が経過したら調整食としてレトルトのおかゆで胃腸を慣らして断食終了となります。

ちなみに特に準備したものはありませんし、プチ断食中も仕事は普段通りにこなしていました。

プチ断食1日目

1日目の朝から昼にかけては元々食欲がわかないので空腹感はありません。夜型生活の人には多いと思います。

しかし夕方からは強い空腹感を感じ始めます。

気を紛らわす為とデトックス効果を狙ってジムに行って運動せず、サウナに入りました。

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先日、アマゾンで面白い本を見つけました。こんな経験は自分だけだろう、と思っていた事について触れられていたからです。

夕食の時間には最初の空腹感のピークがやってきました。

お湯を飲んでごまかしましたが、空腹のまま寝るのがつらかったですね。

プチ断食2日目

なんと朝方、ご飯を食べてしまった、断食失敗だ~という夢を見ました。どれだけお腹すかせているんだか。

しかし夢から覚めてから2度寝して目覚めた朝には特に空腹感は感じませんでした。胃腸が目覚めるのが遅いのかもしれません。

この日、生まれて初めて24時間も胃腸が消化活動をしませんでした。

昼頃から若干の空腹感は感じましたが、1日目の夕方から夜にかけての空腹のピークよりもつらくはありません。

何となく胃の辺りがモヤモヤした感じですが、ちゃんと眠れました。胃酸が出ているのかもしれません。

プチ断食3日目

やはり空腹に耐えかねてご飯を食べてしまう夢を見ました。

2日連続で夢を覚えているのは初めての事です。よほどリアルに感じたのでしょう。

3日目の昼頃から胃の辺りに若干の痛みを感じるようになったので、多めにお湯を飲んで紛らわせます。

胃潰瘍にはなりたくないですし。

ただし、問題は痛みよりも集中力がそがれて作業効率が落ちてしまう事です。

断食をする人が断食道場に行ってのんびり温泉につかったり、自然の中を散歩する理由が分かりますね。

仕事しながら断食するのはお勧めできません。

空腹のせいで嗅覚が鋭くなって食べ物の匂いを敏感に察知できるようになりました。

また、体が軽くなったように感じられます。

断食3日目ですが、ジムのサウナに入って水風呂と往復すると眠気がやってきたので空腹感に悩まされず眠れました。

プチ断食4日目の断食終了日

目が覚めてから数十分後には空腹感を感じたので、用意しておいたレトルトのおかゆを温めて食べて断食終了です。

昼からはドカ食いなどせず、普通の食事をよく噛んで食べました。

思ったよりもつらさはなかった、というのが実感です。

空腹状態でサウナや水風呂に入っても貧血になったりしませんでしたし、断食期間中にイライラしたとか性欲が増したという人もいるようですが、個人的には感情の起伏が大きくなるという事も無かったです。

もちろん個人差があるので最低限の注意は必要ですが、世間で言われている程に危険な行為とは思えません。

プチ断食で痩せられたのか?

結論としては断食終了後、体重が2kg程減って60kg代に突入しましたが、一週間もしないうちに元の体重に戻ってしまいました。

特にドカ食いなど普段と違う食事をした覚えがないので、人体の不思議。

3日間、食費が浮くのがプチ断食のメリットと言えるでしょう。

このプチ断食から分かった事はイスラム教徒が断食月(ラマダーン)の期間中にかえって太ってしまうのと同じように、断食という特殊な期間を区切っても継続的なダイエットにはならないという事です。

ただし、感覚が鋭くなるとか、空腹という感覚にはいろんな感情が複合している事に気づけたのが食費の節約の何倍も大きな収穫です。

純粋な空腹感というのは、物凄く感じづらいです。

空腹感にはいろんな形の不安感という感情がくっついているからです。

たいていは今食べておかないとご飯を食べる時間がズレてしまうのが嫌とか、胃が空っぽだと胃酸過多で胃潰瘍になるかもしれないとか、ちゃんと栄養をとらないと病気になるとか、リバウンドでかえって太るかもしれない、という不安感が肉体的な空腹感にくっついているのです。

一度でも感情と空腹感を分けて感じてみる事は自分の精神衛生上、経験してみたらいい事の様に思えます。

断食道場に行ったり、3日食べなかったりしなくても、1日程度のプチ断食をしてみると色々と気づきがあるのでおすすめです。

 

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