モンベルとワークマンのジャケットを比較してみた【コスト10倍】

使ってみた

作業着で有名なワークマンですが、最近は安くて高性能、しかもオシャレなので非常に人気が高いです。そこで実際に購入して、モンベルのジャケットと比べてみました。

多趣味系オタクの私としては、道具を揃えて年に数回は日帰り登山をします。

特に冬山に登る時は完全装備です。登山道が整備されていたり、日帰りだとしても山を甘く見ると事故につながるからです。

技術や経験に乏しい分、せめて装備や持ち物はきっちりしたいですよね。山岳事故のニュースでよく聞くような軽装で登って遭難とか絶対に嫌ですし。

そこで、毎年使っているモンベルのフォールラインパーカとコスパ最強と名高いワークマンのフィールドコアシリーズ暴風防寒ジャンパーを比べてみました。

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モンベルのフォールラインパーカ

まずはこちら。価格は30,024円。

フォールラインパーカ

monte-bell モンベル 3in1 フォールライン パーカ Womens MULB:マルベリー(1102433-mulb)

利点と感想

防寒機能はもちろん、撥水も凄いですし蒸れません。軽くてあちこちにポケットがついているのでスマホや地図の取り出しに便利なので不満はありません。

また、襟が高いので風が強くても暖かいです。

ワークマンの暴風防寒ジャンパー

価格はなんと2,900円です。お店で見つけて目を疑いました。

暴風防寒ジャンパー

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利点と感想

軽くて暖かいですし、価格から感じるような安っぽさは全くありません。

材質の問題でジャケット自体の厚さはモンベルの倍くらいありますが、モコモコしすぎて動きづらいという事もありません。

むしろ、このジャケットがどうして2,900円なのか分からないレベルです。

日帰り登山にも耐えられると思いますし、特に冬の磯釣りのお供には最適だと思います。

モンベルとワークマンのアイテムの違い

流石に登山のブランド品と比べると、ワークマンのアイテムは撥水性能や蒸れ対策、縫製の細かさによる体へのフィット感など、基本的な素材の面で大きな差があるといわざるを得ないです。

また、腰部を固定するボタンや滑り止め、パーカーの収納、ポケットの数やポケットのチャックの有無など細部も大分違います。

こういった細部へのこだわりは流石は専門ブランドという感じです。

しかし、価格差が10倍もあるアイテムを比べているのですから、もともとアンフェアな比較ですし、ワークマンの価格帯が異常に安すぎるのです。

実はあまりの安さに、ジャンパーと合わせてパンツと手袋も購入したのですが、全部合わせて5,480円でした。

  • 防風防寒ジャンパー 2,900円
  • 防風防寒パンツ 1,900円
  • 手袋(WARM ASSI)680円

パンツと手袋もジャンパー同様、高品質で驚きです。

よって、これから登山を始めようとか、釣りをしようという人はワークマンで一通り揃えるのが最適かと思います。

ジャンパーに関しては普段使いにも耐えられます。

最悪ワンシーズン使い倒して終わり、という選択肢もアリでしょう。

後はザックや靴、スパイクを揃えれば日帰りで冬の低山に登る事も可能だと思います。

最後に

私が高校生くらいの頃にワンダーフォーゲル部の友達がワークマン登山と呼んでいたスタイルが20年の時を経て実現しそうな感じです。

当時のワークマンは本当に作業着関係しか扱っておらず、安いけど丈夫でダサイというイメージでした。

しかし、いまではワークマンプラスという一般向けのお店も出展されていますし、ファッション性も高く、特にイージスシリーズは品切れを起こしているくらいの人気です。

株価も上がっていますし、本当にユニクロやしまむらの客層を取り込んでいる感じがして、将来性を感じます。

ただ、こういった安くて高性能なアイテムは消費者としては歓迎すべきですが、生産者からしてみたらどうなのかな、という視点は捨てられません。

まさにデフレの申し子みたいなアイテムで、自営業の視点から見れば、もうちょっとは払うべきじゃないかな、という気持ちがあるくらいです。

ともあれ、一気に冬用アイテムが必要な時、1万円握りしめてワークマンに行けば大体揃ってお釣りが出るのはありがたいことです。

唯一の欠点は自動車での来店を考慮しているせいで、駅から遠いお店が多いという点ですね。

立川などに出来た新しいワークマンプラスでなくても、これらのアイテムは扱っているので、興味がある人はネットで調べたり、是非とも自分の目で確かめてほしいと思います。

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