【ゴブリンスレイヤー】7話とプロフェッショナルもの作品について【ゆっくり雑談】

この記事はゴブリンスレイヤーのシナリオがいかに練られているか、7話の内容や今後の伏線をふまえて書いたものです。ゆっくり動画として作った動画の元となったテキストなのでご注意ください。

こんにちは、ゆっくり雑談の時間だよ。

ゴブスレさん、遂にファンブルしたみたいだけど、
どうなっちゃうのかしら?

いきなりラストかよ!

まあ、気になるのは分かる。

風呂場で死を予言するようなやり取りがあったしな。

あ、ちなみにファンブルっていうのは、
TRPGの判定で大失敗することだぜ。

たいていは大事な局面でダイスが一ゾロとかな。

TRPGが何なのか、気になる人は以前作った説明動画を見てね。

話を戻そう。基本的にこの動画ではネタバレは極力避けるから、
ゴブスレさんやパーティの今後については触れないぜ。

ラストにレクイエムが流れたような演出だったけど、まあ来週をまとう。

で、今回の動画ネタなんだが、ゴブリンスレイヤーのシナリオや描写が、
がかなり上手く出来ているって事と、
プロフェッショナルもの作品について話したいと思う。

シナリオ上の伏線として重要な点については触れるだけだから、
ゴブスレ本編について語る動画を期待する人はバック推奨だぜ。

それでもいいよって人は、

ゆっくりしていってね!

最初に結論からはじめよう。

ゴブスレのシナリオや描写は相当に練られていて、
原作既読者からしてもほとんど不満が無いし、
小説版とシナリオを入れ替えた事で、
かえって理解が深まる形になっているのは、
本当にプロの技だと思うんだぜ。

確かに流れるように物語が進んでいくわね。

例えば、前々回は日常回だったが、
同時に地下水道の探索のモデルとなっている。

新人冒険者とベテランの違いの対比だったり、
都市の維持に必須である下水道の害獣駆除という仕事を、
紹介する機能があったわけだ。

そうね。

それと同時に、大都市の地下水道なのに。
大ネズミ退治がないって描写に違和感を
感じさせる伏線にもなっている。

どうしてこの都市の地下には大ネズミが出ないんだろうな?

古代の墳墓って事と何か関係があるのかしら?

さあな、そういうのをアレコレ推察するのが楽しいと思うんだぜ。

こんな具合にシナリオ順序をちょっと入れ替えただけで、
上手く情報の見せ方をコントロール出来ているのを見ると、
相当丁寧に作られていると思うんだぜ。

あえて先に日常回をやって、
視聴者に作品世界の情報をインプットしておいたからこそ、
布石になるのね。

そうだな。

それに扉を蹴破ってからゴブリンの群れが押し込んでくるまでの流れも、
凄く丁寧だ。

見方によっては地味だと思えるかもしれないが、
こういう冒険者の描写がアニメで見たかったんだよな。

変に狼狽しないのがかっこいいわよね。

アニメに限らず漫画や小説、映画に共通する事なんだが、
作品にはプロフェッショナルものというジャンルがある。

どういうこと?

主人公が最初から高いスキルや経験を持っていて、
活躍するタイプの物語だ。

ゴルゴサーティーンとか、
攻殻機動隊なんかはプロフェッショナルものの代表だな。

逆に主人公が全くの素人や初心者なんだけど、色んな体験を積み重ねていくことで
成長を重ねていく物語もある。

これをビルドゥングスロマンという。
一般的には教養小説と訳されているが、
プロフェッショナルものと比較すると成長ものと言えるだろう。

ちなみにビルドゥングスロマンというのはドイツ語だぜ。
※Bildungsroman

へえ、そんな分け方があるのね。

いや、これはうぷ主の勝手な分け方だから、正式な分け方じゃない。

ある程度、大別可能だって事をいいたいだけだし、
そもそも教養小説という呼び方自体も学者によって違うようだ。

wikiを参照して知ったんだが、発展小説と呼ぶ人もいるみたいだぜ。

学者でもない身で語の定義は出来ないから、とりあえず前者をプロもの、
後者を成長ものとしよう。

こうしてみると、
ジャンプなんかに連載されている作品の多くは成長ものだぜ。

特にスポーツ系作品の多くの場合、
主人公が秘められた才能を努力で磨いていく話だからな。

その過程がドラマになる。

負けたり、失敗して挫折する過程を経て成長していくわけだ。

そうね。いくらでも例が出せそうだわ。

この分け方からは、
ゴブリンスレイヤーは典型的なプロものだといえる。

ゴブスレさんのパーティは、
みんなが自分のスキルを活かして活動しているから、
見ていて気持ちがいいし、
対比として新人冒険者の失敗や苦闘があるのもいいな。

それは分かるわ。
でも魔理沙のいう事はちょっと古いんじゃない?

今のティーンエージャー向けの作品って、
結構最初から主人公が出来上がっているパターンが多くない?

努力せずに最初から強いとか、
修行パートが終わった状態からスタートするパターン。

その場合、主人公の前にはさらなる強者が現れて、
敗北をプレゼントしてくれたり、
強さ以外の部分を学んでいくことになる。

ハンターハンターなんか良い例だろう。

作中で最初からゴンはいちもく置かれる能力を持っているけど、
実は念を知らなくて・・・・って展開。

それに強者の主人公の周りの人物が、
ビルドゥングスロマンの王道を歩む事も多い。

確かにそういう意味では、純粋に本当の等身大主人公が
ビルドゥングスロマンを歩むケースはあんまり無いかもしれないな。

後はダブル主人公で、ひとりがワトソン博士の役回りになって、
ホームズにあたる最強主人公を引き立てるとか。

プロだったり最強主人公の場合、
周りに案内役がいないと凄さが分からなくて、
意味不明になってしまうからな。

確かにそうね。

まあ、色んなバリエーションがあっても、
ビルドゥングスロマンは王道中の王道だから、
要素として無くなる事はないだろう。

ところで、ビルドゥングスロマン要素があるのに、
ある程度強い状態から始まる作品が多いのはどうしてかしら?

おそらくだけど、
展開が早くないと読者を引き付けておけないからだろう。

物語として必要不可欠な要素であっても、
挫折するパートを鬱展開といって極端に嫌う人もいるし、
商業上の理由が強いんじゃないかな。

へえ、確かにコンテンツ業界だとありそうよね。

それにプロもの作品の主人公にだって、
ビルドゥングスロマン要素はあるんだぜ。

え、プロはいちいち変なところで悩まないから、
プロなんじゃないの?

プロもの作品の場合は、
過去パートでビルドゥングスロマンをやる。

どうして彼はこんなに強いのか、どうしてこうなったのかというのを、
現代から過去にさかのぼる回想という形で補強するんだぜ。

有名作品で例えてみよう。

紅の豚なんかは、どうしてポルコが豚になったのか、
抜群の空戦テクニックをもっているのかというのは、
挫折を込めた回想で語られる。

飛行機が好きだったのに戦争の為に空を飛んで、人殺しをした自分や、
戦友がみんな死んだのに、
自分だけがおめおめと生き残っている事に対する軽蔑と絶望が、
表面上のシニカルさになり、魔法で豚に身を変えた理由だし、
技術が凄いのは戦争の生き残りだからだ。

こうすることでプロもの作品でも、
主人公がいろんな経験を積み重ねた事が分かるし説得力になる。

ゴブスレさんなら村を焼かれたから、きつい修行をしたから、
過去に色々と失敗をして来たから、といった具合にな。

ちなみに作中でもゴブスレさんが自分から言わないので補足しておくけど、
ゴブスレさんは村を焼かれた後で、
圃人レーアで忍者の師匠に5年間師事しているんだ。

師匠は往還せし者という二つ名があるので、
どこかの超やばいダンジョンから生きて戻ってきたのかもしれないが、
詳しい情報はないんだぜ。

じゃあ、ゴブスレさんはプロものだけど、
ビルドゥングスロマン要素ありといえるのかしら?

そうだぜ。

ゴブスレさんの場合、既に「冒険者」としてはプロだけど、
別の部分に未熟さ、ビルドゥングスロマン要素があるんだ。

きっとアニメを最後まで見れば分かるはずだぜ。

冒険者の部分にカッコがついているのも意味があるのよね。

そうだな。
これ以上は事前に明かすべきじゃないと思うんでやめとくぜ。

最後にせっかくだから、伏線について軽く触れて終わりにしよう。

まずはがゴブスレさんが送った手紙の内容。

それと、ゴブスレさんが炭鉱夫から話を聞いてカナリアを準備した事。

ゴブスレさんの情報収集力と準備の周到さ、
応用力の表現、というだけではないんだぜ。

そして剣の乙女の傷跡と目。

これは現時点だと暗示されているだけだで、
次回あたり、きちんと描写されると思うから、
気にしておくと楽しめると思うんだぜ。

最後のは思わせぶりな描写だから、みんな気にしていると思うわ。

おまけで、どうでもいいことなんだが、
このお風呂はつかるタイプではなく、蒸し風呂だと思う。

ヴィヒタはサウナにつきものだからな。

これってヴィヒタっていうの?
軽く流してたから注意が向かわなかったわ。

ヴィヒタは白樺の木の枝をまとめたものだ。

ちょっと気の利いたサウナの設置してあって、
これで体を叩くと血行が良くなるし、
殺菌作用がある森の香りがして気持ちがいい。

詳しいわね。

サウナ大好きだからな、と、
いったところで今回の動画はおしまいだぜ。

最後までご視聴頂き、ありがとうございました。

良ければチャンネル登録や高評価、フォローやマイリスいただければ幸いです。

それじゃ、またね~。

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