ガンパレードマーチ2K 未来へ 1巻のネタバレ!感想とあらすじについて

遂に榊ガンパレの最終章が始まりました。40巻以上を積み重ね、
一体どんなラストに向かっていくのでしょうか?

表紙のアップは石津萌。

原作だとライフルなんか似合わないのに
モダンは榊ガンパレの影響で石津にスカウト兼ナースみたいなイメージが
定着しました。

榊涼介
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014-09-10
¥ 648

そして小説冒頭にざっとガンパレ世界の概要と5121小隊の活躍がまとめられて
いるのですが、改めて驚きです。

なんと作中では、あの熊本城防衛戦から
たった1年くらいしか時間が経過していません。

ってことは、速見厚志や芝村舞はまだティーンエイジャー。

北海道に行ったり、ロシアにいったりアメリカに行ったり、
行く先々で戦い続けていますが、このペースで戦争をしていたら
精神のバランスを病みますよ・・・。

ライトノベルのレーベルから出版されていなければ、
最低でも5年。

20代半ば位まで時間が経過していてもおかしくないです。

そして、いくら自衛軍が壊滅していたとは言え、
凄い戦歴があってもティーンエイジャーの佐官とかお役所世界の
型破りもはなはだしいですね(笑)

今回はその辺の商業的な事情と作中のリアリティがケンカして
しまっているのですが、
それを逆手にとって組織の懲罰的処置(いやがらせ?)に
5121小隊は晒されます。

あらすじと感想

アメリカから無事帰国した5121小隊、
暫くの猶予期間の後、熊本へ配属されます。

どうやら九州を奪還したといっても、激戦区だった熊本だけは
聖域として封鎖していたようで、
その封鎖をといて始めて足を踏み入れるのが5121小隊となるのです。

善行は少将に出世の上、小隊と切り離されます。

最初はなつかしい故郷への帰還だと浮かれていた面々ですが、
現実は過酷です。

熊本は撤退戦のあとが生々しく残っており、
未だ無数の学兵の遺体が野ざらしにされています。

破壊されたままの町や、捨て駒的に使いつぶされた学兵の遺体に囲まれ
精神的に消耗します。

なにより、熊本を英霊が眠る聖域として立ち入り禁止にしていたのは、
単に学兵を見殺しにして撤退した証拠が山ほど残っている、というだけの
政治的な理由からだった様子。

5121小隊が熊本へ配属されたのはその遺体を回収するためだったのです。

ラストで、この処置が小隊のアメリカでの暴走へ対する組織のペナルティだという事が
分かるのですが、かなり悪手。

10年、20年経過して風化した後で生存者が廃墟を訪れるならまだしも、
1年しか経っていないのに捨て駒にされた当事者の生き残りが熊本を
訪れたら、どういう気持ちになるか?

・・・普通こんな命令を下した背広組に叛意が高まりませんか?

おまけに部隊は軍事力をもっているし。

この処置を提案した防衛省の高山次官はアホ杉ですね。
形ばかりの仕事を与えて飼い殺しにすればいいのに。

そして、単に遺体の回収作業だけでは済みません。

生き残りの共生派が小隊にテロを仕掛けてきます。

どうやら熊本戦の生き残りが共生派になったようですが・・・・・。

多分、彼らは生き残った後で捨て駒にされた事を悟り、
軍への復帰を拒んだ連中ではないかと思いますが、コレは推測。

2巻以降で徐々に明らかになっていくでしょう。

そして作中でちらっと触れられた黒き月の観測。
最終章に相応しい伏線です。

ぶっちゃけカーミラと腹割って話せばかなりの部分の謎が解けると思うのですが
これも将来の伏線かなぁ。

最後に

そもそもガンパレの設定って正しいのがどれか分からないんですよ。

時間が経つにつれて、あれは実はウソの情報だった!をやりすぎて
誰も付いていけなくなった自爆コンテンツ。

それがガンパレードマーチです。

だから、榊ガンパレは自由にこの物語を終わらせていいと思うのです。

榊ガンパレの場合、人間が子供を生めず培養ポットで増えているという
原作設定を踏襲していますが、事実上思考結晶については無かったことになっています。

そして最近ではグリフの描写もほとんど無いですし、機体を自爆させたりしているので
人間の脳を使った機体だという意識も薄れているように感じます。

魅力的なオリジナルキャラも増えました。

そして幻獣関係はどう処理するのでしょうか?

第○○世界とか、聖銃とかそういうのはもうどうでもいいので、
作中世界の登場人物を思い切り活躍させて、
作品としてバッチリ完結させて欲しいですね。

次も楽しみです。

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