頭蓋底奇形腫の原因や症状は?写真や画像はあるのか?

社会

頭蓋底奇形腫(ずがいていきけいしゅ)という病気をご存知ですか?
非常に稀な病気なんです。

頭蓋底奇形腫とは、胎児の頃にさかのぼって発祥する病気で、
頭蓋骨の中からや頚など、様々なところから腫瘍が発生します。

奇形腫、とくに頭の中に出来た奇形腫だと大雑把に
理解すれば、間違っていないようです。

かつてはこの病気にかかると手術不能で、悪性腫瘍の場合は
死に至る病だったのですが、今では程度によっては手術可能になりました。

この病気が知られるようになったのは、
シブガキ隊の布川敏和さんの次女、花音さんが生まれた時。

生まれてすぐにのどの奥に異常があることが分かって、
いきなり集中治療室です。

なんでも、のどの奥に腫瘍があって、呼吸はしづらいし、
ミルクも飲めないという非常に差し迫った状況だったそうで、
生後すぐに点滴を使うことになり、
栄養を取るために胃ろうの手術を受けています。

そして、生後4ヶ月を待って、1回目の腫瘍の摘出手術を行い、
最終的には4歳のときの手術で腫瘍が全部無くなったとの事。

何しろ頭蓋骨の内部の腫瘍ですから、その症状も様々で
喉の奥がふさがっているという状態もあれば、手足や全身の麻痺、
味覚や嗅覚の異常などの症状が起きることあるそうです。

場所を図示した画像はこちらですが、写真で症例を見ると
結構ぎょっとするケースも多いのでそちらは自粛します(汗)

※眼球が飛び出してしまっているケースもあるようですし・・・。

 

※花音さんの場合はこの辺りではないでしょうか?

 

原因について

胎児発生の頃からの奇形種ということで、特定の原因はないようです。

また、かなり珍しい症例ということもあってそんなにノウハウが
積み上げられるような病気ではないのかもしれません。

もっとも、昭和大学病院では

当院では頭蓋底外科手技に精通した経験豊富な術者が、
ナビゲーションやABR(聴性脳幹反応)などの
各種電気生理モニターを駆使し、
さらに極力脳べラで脳を圧迫せずにすむ患者さまの体位や
頭の位置といった部分まで細心の注意をはらいながら
安全で確実な手術を行います。

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との事ですから、生まれてきた赤ちゃんが不幸にしてこの病気に
かかっていても治療は可能なようですね。

医術の発展は凄い。

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